本年もお世話になりました。
担当者は凄く良い人・・・
丁寧な言葉で、誠意を感じる対応・・・。
交渉相手が、この様な対応をしてくるならば、前向きに取り組むことができるでしょう。
それが、たとえ厳しく難しい交渉の場面であっても、こちらは安心して心を許すのかもしれません。
しかし、金融に関する交渉の場面において、この様な誠意ある対応する交渉相手には注意してください・・・。
よく耳にする言葉なのですが、『債権者の金融機関は酷いのですが、担当者は優しくて良い人なので・・・』というのがあります。
債権者である金融機関とのやり取りのあらゆる場面で、この様な表現をされる経営者は少なくありません。
特に、債権回収が絡む場面になると、債権者の厳しい取り立てに当然のごとく晒されるようになるのですが、担当者は気を使いながら申し訳なさそうな対応をしてくれます。
圧力的な表現をされるだろうと思っていた経営者は、ホッとして、この担当者には安心をされるのです。
こうなると、担当者の思うがまま、成すがままということになるのでしょう。
債権回収は、そんな甘い優しいものではありません。
債権者である金融関係機関の至上命題は、貸付した債権を確実に回収することであり、そのためには何でもありだといえます。
担当者も、その目的を達成するために、最善を尽くしてくるのは当たり前のことでしょう。
ただ、担当者にも、経験や能力の差があり、債務者への対応の仕方も異なります。
経験の浅い担当者なら、債務者の心情など考慮せずに、ただ強引に債権回収を要求してくるでしょう。
しかし、経験の深い手練れの担当者は、債務者を無意味に追い込むような対応はしてきません。
債務者の心情に配慮し、警戒を取り除くような対応をしてきます。
このような担当者であれば要注意です。いつの間にか、とんでもない状況に追い込まれてしまう可能性が高いのです。
詳しい内容は、ホームページをご覧ください,
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サービサーへの対応・・・
サービサーについてご存じでしょうか・・・?
サービサーは債権回収の専門会社になります。
平成11年2月にサービサー法が施行され、金融機関がサービサーを活用することで、それまで溜まりに溜まったバブル崩壊後の不良債権が、一気に処理に向かったのはご存じのことだと思います。
金融事故になって不良化した債権を、具体的に回収するプロ中のプロということなのです。
そんなサービサーとの交渉は、当然に簡単ではありません。
しかし、サービサーの特徴や考え方を知ることで、交渉がスムーズになること間違いありませんし、より良い結果を得ることも可能になるでしょう。
サービサーとの対応に悩んでおられる方が、より有利に交渉を進め、最善の結果を得るために知っておきたい情報をご紹介したいと思います。
① 資金的に余裕のない状況、できれば無い袖は振れない状況でサービサーと対応をしてください。
② サービサーは、隙を見せればハゲタカのように攻めてきますから、誠意は見せても能動的な対応は控えてください。
③ サービサーの目的は債権回収であり、債務者が破綻しようが関係ありません。
④ サービサーの、高圧的な回収姿勢,損か得かの判断といった、取り組み方を理解してください。
⑤ 分割での弁済は、結果的に大きな負担を背負います。
⑥ 交渉により弁済される場合は、根拠をもって低額での一括和解を目指してください。
⑦ 債権回収のために訴訟や支払督促等もしてきます。しかし、その後の減額和解も不可能ではありません。
⑧ 最近は、財産開示手続等への取組みも増えてきました。
⑨ サービサーからサービサーへの債権譲渡も珍しくありません。
⑩ 連絡が途絶え、いつのまにか放置されていることもあります。
この様な知識を身に付け、他の債権者とは違うことを忘れないでください。
そして、できれば一括での低額和解を目指されることをお勧めします。
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連鎖倒産の恐怖・・・
中小事業者は、理不尽な理由で経営危機に陥ることが珍しくありません。
自分は、最善の努力で経営をされているのでしょう。
しかし、外部の影響により、経営が悪化してしまうのです。
外部の影響には様々なものがありますが、もっともダメージを受けるのは得意先の倒産ではないでしょうか。
経営は諦めないこと・・・
今、これでもかというほどに、中小事業者の経営環境を悪化させる要因が発生をしています。
消費意欲が低下し、販売促進を頑張っても、売上が伸びない・・・
原材料高や経費アップで、利益が確保できない・・・
人材不足で、仕事が処理できない・・・
その他、諸々の外因による業績の悪化には著しいものがあるでしょう。
しかも、雇用賃金は当たり前の様に上昇・・・
中小事業者にとって、本当に厳しい経営環境になってきているのです。
息子への事業承継・・・
親父は、同居する息子と、できるだけ夕食を共にするようにしています。
その時、息子は、仕事の愚痴をのたまい、弱音を吐くことが多いからです・・・。
二代目として、事業を承継しつつある息子の話を聞きながら、経営者の先輩として親父は、アドバイスを心掛けながらも言いたいことは我慢せずに本音も吐露します。
創業が、いかに大変だったか・・・と。
出来上がった事業を引き継ぐなど、そんな難しいことじゃないとも・・・。
悲しき選択の結末・・・
混迷の幕開けとなるだろう、衆議院選挙が終わりました。
裏金や統一教会といったテーマが争点となっていましたが、経済については深く触れられず置き去りなっていたように感じます。
結果、与党の自公が歴史的大敗北を喫し、政治は先の見えない不安定な環境になろうとしているのですが、経済はこれからどうなっていくのでしょうか。
業績が両極に触れる特殊な環境において、多くの中小事業者は待ったなしの厳しい状況に追い込まれており、景気を好転させる施策が待ち望まれているのです。
想定外の資金確保・・・
中小企業は、経営者が思うほどに、簡単に倒産しません。
世の中、倒産までに多くのセーフティーネットが用意されており、システムとして予防されているともいえます。
経営者が継続を諦めて、倒産を選択しようとしてもなかなか倒産できない理由に、資金繰りが簡単に破綻しないということがあります。
年金の差押・・・
債務処理の具体的な知識を勉強されたうえで、ご相談に来られる経営者は少なくありません。
事業再生や経営危機の打開に関する知識は、日常では知られることのない特殊な知識ですから、どこで勉強されたのかと驚いてしまいます。
ところが、このネット社会は、様々な情報を容易に与えてくれるようになりました。
その結果、玄人はだしの知識をお持ちのご相談者が増えてこられたのです。
ただ、その知識やスキルには我々も感心するしかないのですが、本当に大丈夫なのかと不安を感じることがあります。