世界的不況への現実・・・
テレビニュースや新聞記事では、好景気な情報が盛んに流されています。
そのせいか、景気が良いと思っておられる方も少なくありませんが、これは、大きな勘違いではないでしょうか。
変わった景気構造になっており、経済の全てが悪化しているとは言いません。
しかし、一定の業種や小規模事業者、そしてビジネスヒエラルキーの下位の事業者などの経営環境は確実に悪化をしています。
しかも、リーマンショックを超える規模での不況に突入するというのですが・・・。
政府も本気・・・?
ようやく、状況が見えてきたのでしようか・・・?
ここまで、言い訳用の施策を用意するだけで、効果的な対応は何もありませんでした。
しかし、中小事業者の実態や取り巻く環境の厳しさに気付き、このままでは大変なことになるとことが判ったのでしょうか。
ここにきて、中小事業者支援に、政府も本腰をいれ始めたように思います。
サービサー主導の事業再生・・・
サービサーとは、債権回収を専門とする会社のことです。
サービサーは、融資を正常に返済できなくなった債権を、金融機関から安く譲り受けます。(債権譲渡)
そして、借入が返済できなくて金融事故になった債務者から、債権回収を図るのが仕事になります。
平成11年2月にサービサー法が施行され、それまで溜まりに溜まったバブル期の不良債権が、一気に処理されたのは記憶に新しいところではないでしょうか。
サービサーを活用した不良債権処理は、それほどに効果を発揮できる権限を持っているといえます。