家族を守るために・・・

 

会社は、既に経営破綻状況だといえます。

金融機関からの借入は返済できなくなり、利子さえも支払えなくなって期限の利益の喪失をして、金融事故になってしまっているのです。

本当なら、経営者は夜逃げでも考えるところなのかもしれませんが、何故か経営者は平然として、今後の展開に不安を抱かれていません。

それどころか、経営者は金融機関からの借り入れの連帯保証人になっているのに、自宅を維持して住み続けることができるといわれるのです・・・。

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無意味な机上の空論・・・

 

我々は、子供のころから、ルールを守るようにと教育を受けてきました。

たしかに、ルールを守ることは大事であり、ルール通りに対応をして、良い結果に結びつくのなら、それに越したことはありません。

しかし、大人になり、現実の世界で揉まれていると、そんな甘い世の中でないと思い知らされることが少なくありません。

特に、債権債務処理の世界は、建前よりも本音が優先する、現実の世界なのです。

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和解で借金消滅・・・

 

『この借金が、無くなってくれれば・・・』

債務に苦しむ事業者にとって、共通する『夢』ではないでしょうか。

あくまでも夢であり、簡単に実現するものではないことは、誰よりも事業者が判っておられることだと思います。

しかし、現実として、合法的に借金がなくなる方法が様々に存在しますし、『和解』はその中でも有効な方法だといえます。

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とにかく資金繰り表・・・

 

中小事業者は、もっと資金繰り表について理解し、前向きに活用すべきだと思います。

事業を維持するためには、資金繰りの確保が大前提であり、そのための手段として資金繰り表の活用が有効なのだと思います。

特に、経営に不安を感じる様な環境においては、資金繰り表を作成して活用することが不可欠となるでしょう。

作成には、若干の知識と手間がかかるかもしれませんが、その効果は絶大だといえるのです。

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