何を、頑張ろうとするのか・・・
『頑張れば、必ず結果は付いてくる・・・』
子供の頃から、耳にタコができるぐらいに聞かされてきた言葉です。
特に、私は勉強嫌いだったせいか、諦めずに頑張れと叱咤され続けた青春だったようにも思います。
しかし、債権債務処理を迫られる場面において、頑張りすぎるのは問題になると思います。
『頑張れば、必ず結果は付いてくる・・・』
子供の頃から、耳にタコができるぐらいに聞かされてきた言葉です。
特に、私は勉強嫌いだったせいか、諦めずに頑張れと叱咤され続けた青春だったようにも思います。
しかし、債権債務処理を迫られる場面において、頑張りすぎるのは問題になると思います。
中小企業の社長であるお父さんが亡くなられると、子供さんなどの法定存続人は様々なことを考えなければならないでしょう。
中小企業といっても社長なのですから、まずは事業の承継をどうするのか考える必要があります。
経営する会社の株式をどう相続するのかが問題ですし、同時に、相続の対象となる資産も小さなものではありませんから、権利者間での調整が必要となります。
元金の返済どころか、利息の支払いが出来なくなっても、慌てる必要などないことはご理解をいただけたと思います。
その結果、借入金の期限の利益の喪失をしても、まだまだ事業継続を諦める必要などはありません。
しかし、事前に十分に配慮しなければならないことがあり、経営環境は変化するということも理解しておかなければなりません。
利息さえも、支払える状況ではなくなったとき、経営者はどうすればいいのでしょうか。
ここまで資金繰りが悪化すると、もはや万事休すと経営を諦めて、素直に破産を選択すべきなのでしょうか。
そんなことはありません。
利息を支払えなくなったぐらいで、破産などする必要はないのです。