代位弁済されたら・・・

信用保証協会から、内容証明郵便が届きました。

期限の利益の喪失をした債権について代位弁済をして、信用保証協会が債権者になったから、今後は、こちらで対応するとの内容になります。

3か月前に期限の利益の喪失をして、僅かな期間で、元の金融機関の手を離れて、交渉の相手が信用保証協会に変わったということです。

これから、どの様に対応すればいいのでしょうか・・・。

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資金繰りと兄弟・・・

子供の頃は仲が良くても、大人になると、兄弟の関係は変化することが多い様です。

結婚して、子供も生まれると、兄弟以外の大事な身内との、優先する家庭があるからでしょう。

厳しくても励まし、いつも優しい目で見守り、頼りになる存在だったのですが、環境の変化が兄弟の関係も変化させるのです。

そんな兄弟に、借り入れのお願いや、保証人のお願いなどをしなければならないのが、中小企業経営者の辛いところなのではないでしょうか。

 

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代位弁済後の交渉・・・

与信の低い中小事業者は、今でも、融資には信用保証協会の保証が求められます。

信用保証協会の存在抜きには、資金繰りなど考えられない中小事業者は、今でも少ないといえます。

信用保証協会は、中小事業者にとって神様の様な存在なのですが、融資の返済が滞ったりするなどして状況が変わると、悪魔に変身するかもしれません。

そして、悪魔となった信用保証協会は、我々債務者に、弁済を求めて襲い掛かってくるのですが、どの様に対応すべきなのでしょうか?

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知識と実学・・・

電話での、15分間無料相談をさせていただいています。

目的は、販売促進であり、新規のご相談を増やすためですが、それなりにご活用をしていただいている様です。

我々の仕事は、倒産屋とか整理屋とかに間違われやすい業種ですから、まずは電話で信用できるかどうかという確認のために活用いただいているのかもしれません。

顔を合わさない電話でのご相談は、プライドの高い経営者でも、本音で実態をご相談いただけるというメリットもあり、電話でのご相談の効果は小さくないといえるでしょう。

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経営者の覚悟・・・

 

もう、事業の継続は無理だと判っていても、事業を諦めれるものではありません・・・。

 

継続するだけ、経営状況は悪化すると判っていても、事業を整理することなど決断できません・・・。

 

明日、もっと経営が厳しくなると判っていても、何とかしようと苦闘するのが、中小企業の経営者なのかもしれません。

 

しかし、この段階の決断が、従業員などの関係者や、経営者のこれからの人生を決定づけてしまうのです。

 

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大事なのは、根拠・・・

なんでも素直な人間は、人から好かれるようです。

逆に、しつこく質問するような人間は、嫌われてしまうことが少なくないでしょう。

しかし、納得も理解もできていないのに、ハイハイとしたがう訳にはいきません。

我々が戦っている大人の世界は何が起きるか判りませんから、どんな場面でもフレキシブルに対応できる能力を身に付け、武器として活用できるように、知識と技術を納得して身に付けておくことが大事なのだと思います。

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経営悪化での奥様・・・

経営危機を打開するには、ご夫婦の協力は重要になります。 家族を守るための準備もしなければなりませんが、事業を立て直す面においても、さらには将来の生活の糧を得るためにも、夫婦の円満な関係が不可欠な要素となります。 厳しい経営環境に陥ると、ご夫婦の本当の姿も見えることになるのでしょうが、過去ではなく、これからの人生のために、ご夫婦が力を合わせることが大事だと思います。 経営危機を上手く打開した経営者で、ご夫婦の関係が悪い方などおられるないのが現実なのです。 以前にもお話をしたことがありますが、私は、女性に関する問題は凄く苦手です。 苦手というよりも、もっとも嫌いで避けたい分野なのかもしれません。 青春時代から、女性にモテた経験がなかったために、女性に関する知識や情報が希薄で、女性の事を聞かれてもお答えする自信が無いのです。 しかし、この仕事は、奥様を中心とした女性に関わるご相談を受けることが多くて、その点が大変なのです。 経営危機に陥ると、中小企業の経営者の、家族に対する責任もクローズアップされることになります。 まず、この厳しい経営状況を、奥様にどの様に伝えるのかが難しいのです。 奥様が経理を見ておられる場合などは、社長であるご主人よりも経営状況を把握されているかもしれず、わざわざ説明をする必要などはないかもしれません。 しかし、奥様が業務に関与されていない場合に、夫として、どの様に伝えるのかが悩むところだといえます。 現状を伝えることにより、奥様がどの様な反応をされるのか判りませんから、伝えることを躊躇してしまいます。 現実に、この様な場合の奥様の対応は、実に多様です。 今までと、何ら変わらず、良妻であり続ける奥様は少なくありません・・・。 ご主人のお仕事に興味がなかったのに、積極的にお手伝いしようとされる奥様もおられます・・・。 専業主婦だった奥様が、ここぞとばかりにお仕事を探して、お勤めに出られる方も少なくありません・・・。 ほとんどの奥様は、家計費を抑えようと、上手く切り詰められることでしょう・・・。 たとえ経営危機に陥っても、ほとんどの奥様は、ご主人を支えて共に頑張ろうとされるようです。 しかし、共に頑張っていただける奥様だけではありません。 中小零細企業の経営者の奥様にも色々な方がおられて、経営危機であることを伝える事について、ご主人が躊躇されるような奥様もおられるのです。 夫婦とは、いったい何なのかと、頭を抱えて考えさせられるような事例も、けっして珍しくありません。 経営危機に直面して、夫婦関係が破綻するというのは、ドラマの世界だけではなく、現実においても少なくないのです。 多くの場合は、生活費さえも確保できなくなることから始まります。 生活に支障をきたすようになり、将来の安定や保証も消失するわけですから、夫婦として一緒にいる必要がなく、離婚をして夫婦関係を解消される奥様もおられます。 なけなしの生活費などの資金は、当たり前の様に奥様が持っていかれます。 中には、『私の、これからの人生をどないしてくれんねん!  (大阪弁です・・・)』、と、ご主人を罵倒された奥様もおられました。 この様な場面に直面すると、夫婦という関係について考えさせられます。 こんな厳しい環境においてこそ、夫婦が力を合わせて頑張るべきだと思うのですが、複雑な事情もあり、様々な夫婦模様があるということなのでしょう。 ただ、この様な事例は、私が知る限り、それほど多くはありません。 ほとんどの中小企業経営者の奥様は、経営危機でこそ、真摯にご主人を支えるという大和なでしこだと思います。 経営危機に陥った時は、出来るだけ早い段階で、その事実を奥様に伝えるべきだと思います。 経営危機の場面では、資産の保全対策など、奥様が担うべき役割は非常に多くなります。 経営危機を打開するために協力が必要ですし、家族の生活を維持するための準備もしなければなりません。 したがって、経営危機を打開するには、夫婦仲良くが絶対条件となるのです。