業績が悪化しています。
資金繰りはどんどん厳しくなっていきます。
今後の経営を考えると、不安でしかたありません。
このような時、どの様に対応すればいいのでしょうか・・・。
経営状況が悪化し、このままでは倒産するかもしれないという、将来に大きな不安を感じる状況において、取り組むべき選択肢は以下になるでしょう。
① 経営改善に取り組み、再生を目指す・・・。
② 経営継続を諦め、事業の維持・再生を図る。
…ア 別の会社に、事業を継続させるべきなのか
…イ 第二会社方式で、事業を譲渡すべきなのか
③ 法的な再生手続きに取り組むべきなのか
… 民事再生など
④ 破産を前提とした事業譲渡に取り組むべきか
⑤ 事業維持を諦めて倒産・破産すべきか・・・
中小事業者が選択すべき方法は、現在の制度や環境においてはこの様になるのでしょう。
ところが、専門家に相談すると、無条件に借入返済を停止するように指導をされたり、破産するしかないと即断されるなど、経営状況を反映していないアドバイスを受けることが少なくありません。
しかし、最善の結果を得るためには、会社の経営状況などに合わせて、優先順に、最適の方法を選択して取り組むべきことが大事なのです。
まずは、会社の経営状況について正確に把握するようにしてください。
そして、ご紹介した選択肢の中から、把握した経営状況に沿った最適の取り組みにチャレンジすることが重要です。
このタイミングでの取り組みは、間違いなく将来を決定づけるでしょうから、安易に妥協せず根拠をもって選択されるようにしてください。
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