17億の借金がゼロに・・・②
金融事故になった借金、債権者はあらゆる手段で回収しようとしてきます。
債務者に返済原資があれば、回収も可能かもしれませんが、多くの場合は難しい状況だと思います。
そんな時、債権回収はいつまでも続くわけではありません。
いつかは、返済できなくても、債権回収はされなくなるものなのです。
金融事故になった借金、債権者はあらゆる手段で回収しようとしてきます。
債務者に返済原資があれば、回収も可能かもしれませんが、多くの場合は難しい状況だと思います。
そんな時、債権回収はいつまでも続くわけではありません。
いつかは、返済できなくても、債権回収はされなくなるものなのです。
金融事故になったら、その後はどうなるのでしょうか・・・?
破産をしないと、膨大な借金は残ったままになるのでしょうか・・・?
現実的には、いつまでも借金は残るものではないようです。
では、借金は、どの様に無くなっていくのでしょうか・・・?
中小事業者の経営環境が、大きく変化しだした様に感じます。
政府は、コロナ抑制の施策から、経済抑制を解除する方向に、明確に施策を転換させようとしています。
この変化が、中小事業者の債権債務処理についても、大きな影響を与え始めました。
債権回収という獣が、2年半の冬眠から覚醒し、経営危機に陥った中小事業者に襲い掛かろうとしているのではないでしょうか。
コロナウイルス対策が優先か、経済を優先させるべきなのか・・・
両立させるのは不可能でしょうから、この舵取りは大変だろうと思います。
特に最近は、他の先進国に比較すると、コロナ感染数も、経済不況も、その悪化は顕著になっていますから、岸田首相もご苦労をされているのではないでしょうか。
しかし、ようやく政府も、方向性を明確にし、経済復興を優先させるようなのです。
資金繰りが破綻したら、破産をするしかない・・・。
債務者である会社も、連帯保証人である経営者も、破産を選択するのが当たり前だったと思います。
たしかに、それで借金などの債務は整理できるのですが、同時に資産も喪失してしまい、その後に不安を残すのが破産だといえます。
しかし、現在の債務整理は、連帯保証人である経営者のその後の生活さえも、安定的に確保できるようになっているのです。