倒産と人生は別③ 必要なものを守る・・・
ここ20数年で、債権債務処理といった、借金などの負債を処理する環境は大きく変化してしまいました。
バブル崩壊を契機に、必要に迫られて、債務の処理方法について大きく見直されたといえるのかもしれません。
それまでは、最終的に破産を選択肢して、それで全て終了という手法しかなかったものが、多種多様な取り組みが可能になりました。
もはや、債権債務処理の場面においては、過去の常識や知識が、全く通用しないといえるのかもしれません。
ここ20数年で、債権債務処理といった、借金などの負債を処理する環境は大きく変化してしまいました。
バブル崩壊を契機に、必要に迫られて、債務の処理方法について大きく見直されたといえるのかもしれません。
それまでは、最終的に破産を選択肢して、それで全て終了という手法しかなかったものが、多種多様な取り組みが可能になりました。
もはや、債権債務処理の場面においては、過去の常識や知識が、全く通用しないといえるのかもしれません。
資金繰りを確保するために融資が必要な時、金融機関は担保と保証人を要求してきます。
本来、融資先の業務の状況から判断して、融資の可否を判断するのが与信であり、それが金融機関の能力だといえます。
ところが、現実において、その与信能力を喪失した金融機関にとっては、債権回収を保全するために担保や保証人が必要となるのです。
しかし、それでも、十分な担保を取った上に、保証人までも要求するという過剰な債権回収の保全はいかがなものなのでしょうか。
この仕事を始めて20年・・・。
様々な場面で勉強会やセミナーを開催させていただき、僭越ながらも、人前でお話をさせていただくことにも慣れてきました。
コロナウイルス禍によるテレワークの増加などで、必要に迫られてZOOMなどネットを活用したお打合せ業務にも、ある程度は対応できるようになりました。
そして、ZOOMによるセミナー形式の勉強会を始めて開催させていただきました。
会社は倒産したはずなのに、その経営者は、今までと何ら変わりません。
会社の名前は変わりましたが、今まで同じように事業を続けておられます。
生活も、同じ自宅で、家族仲良く生活をされているのです。
倒産した経営者がどうなるのか、勘違いしていたのでしょうか・・・。
毎年、その年の景気を、年頭において予想しております。
たいした経済的知識もない経営コンサルタントが、頭をふり絞って予測しても、なかなか当たるものではないでしょう。
しかし、経営危機打開という特殊なポジションからの予測は、他には見られない内容になっているかもしれません。
そして、結果的に、大きくは外れていないように思います。
明けましておめでとうございます。
旧年中は、様々にお世話になりありがとうございました。
本年も宜しくお願いをいたします。
コロナウイルスに翻弄されながらも、無事に新年を迎えることが出来ました。
読者の皆様のご支援のおかげと、深く感謝申し上げます。