不渡りから6年・・・
たとえ不渡りを出して、倒産扱いされようが、経営者が強い気持ちで諦めさえしなければ、経営は維持出来るものなのです。
資金繰りの最低限の維持や、現金決済での商取引の仕組みを確保するなど、一定の条件さえ整えることができれば、事業を継続することは可能です。
経営を続けるかどうかは、金融機関や債権者の判断ではなく、債務者の意思で決められるものなのです。
たとえ不渡りを出して、倒産扱いされようが、経営者が強い気持ちで諦めさえしなければ、経営は維持出来るものなのです。
資金繰りの最低限の維持や、現金決済での商取引の仕組みを確保するなど、一定の条件さえ整えることができれば、事業を継続することは可能です。
経営を続けるかどうかは、金融機関や債権者の判断ではなく、債務者の意思で決められるものなのです。
食い入るように資金繰り表を見つめ、どんなに計算し直しても、数字は不足します。
資金繰り表を完成させるため、様々に知恵を絞って算段しましたが、答えを得られるはずもなく、気は滅入るばかりです。
このまま、今まで通りの考え方で取組んでも、どうやら無駄の様です。
ここは、考え方を根本的に変えて、常識に囚われない大胆な発想で取組んでみるべきなのかもしれません。
なぜ、経営改善を、他人任せにされるのでしょうか。
今後の経営のための経営改善を、なぜ、自らが主体になって取り組もうとされないのでしょうか。
経営改善は、高度な専門知識など必要なく、経験のない素人でも、十分に取り組むことは可能です。
そして、自らが取り組んでこそ、良い結果を得られることができるのだと思います。
自宅の郵便ポストを開くと、裁判所からの書類が入っています。
不安な気持ちで書類に目を通すと、なんと、家財道具へ差押をするため、動産執行をするという内容が書かれています。
先日、裁判までしてきた日本政策金融公庫が、今度は、私の自宅の家具などを対象に、強引に債権回収をしようとしてきたようなのです。
こんなに、頭を下げて謝り続けた一日は久しぶりです。
同時に、これだけ、乗ろうとする電車が延着したのも初めてだろうと思います。
緻密な運航を誇る日本の鉄道が、今日の出張だけで、なんと3件も事故などにより延着して、それが原因でお客様との約束の時間に遅刻をしてしまいました。
お客様には、遅れたことをお詫びし、快く許してはいただけましたが、当事者のJRなどは当たり前の風情で、何ら謝罪の意思などないことが不思議です。
立派な社会人でも、駄目だと判っていながらも、ついつい、してしまうことは少なくないでしょう。
この世の中を生き抜こうとすれば仕方がないのかもしれませんが、その結果が、取り返しのつかないことになるかもしれません。
『これぐらい大丈夫だろう・・・』、という根拠のない対応は、事業経営においては非常に危険だといえます。
経営危機に陥り、様々な選択肢が、脳裏を横切りました。
悲惨ともいえる選択肢が浮かんでは消え、破産できれば幸せだと思えるほどです。
この苦しみから脱出しようと、最善の選択と思った破産を決意したとき、まだ破産は必要ないと判りました。
自分なりにも調べ直すと、従業員の雇用や、仕入先との取引、さらには家族の生活を守れる方法が、現実として様々に存在していたのです。
経営コンサルタントを開業するにおいて、資格などの要件はありません。
私自身も、昔の仕事に関する、建設や不動産関係の資格は沢山持っていますが、経営に関する資格は持っておりません。
開業当初は、何らかの資格を取得しようかとも思いましたが、資格に制約を受けて、本音のコンサルティングが出来なくなってしまうので、あえて取得をしませんでした。
会社再生や経営危機の打開において重要なのは、ご相談者の意向に答えるだけの豊富な実績と知識であり、その点においては十分な経験を積んできました。
しかし、悲しいかな、誰にも負けない経験があっても、有資格者とは違い、専門家としての信用には結びつかないのです。