財産の存在が・・・
銀行などの金融機関は、取引先の資産を、どこまで把握しているのでしょうか。
金融事故になると、どこにどんな資産があるのか、金融機関は全て把握をするのだろうと考える経営者も少なくありません。
その結果、全ての資産が、債権者である金融機関に差押えをされてしまい、無一文になってしまうというイメージがあるのですが、これは不安に対する妄想だといえるでしょう。
今年の4月1日に民法が改正されるまでは、たとえ金融機関でも、簡単に債務者の資産を調べて把握することなど出来なかったのです。