財産の存在が・・・

 

銀行などの金融機関は、取引先の資産を、どこまで把握しているのでしょうか。

金融事故になると、どこにどんな資産があるのか、金融機関は全て把握をするのだろうと考える経営者も少なくありません。

その結果、全ての資産が、債権者である金融機関に差押えをされてしまい、無一文になってしまうというイメージがあるのですが、これは不安に対する妄想だといえるでしょう。

今年の4月1日に民法が改正されるまでは、たとえ金融機関でも、簡単に債務者の資産を調べて把握することなど出来なかったのです。

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サービサーのあしらい方・・・

 

とうとう、借金の返済ができずに期限の利益の喪失をし、金融事故になってしまいました。

当然のことでしょうが、銀行などの債権者は、返済について厳しい追及をしてくるようになり、心身ともに追い詰められています。

あるコンサルタントに相談すると、『そんなもの、放置しておけば大丈夫・・・』とアドバイスされました。

ところが、アドバイスとおりに連絡を無視して放置すると、債権者からの連絡は回数も増え、自宅にさえ訪れてくるようになってしまいましたが、本当に放置して問題ないのでしょうか・・・。

 

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リスケでも新規融資・・・

 

『リスケジュール中でも、新規融資は不可能ではありません・・・』と言いえば、金融に詳しい経営者には馬鹿にされるかもしれません。

約束通りに返済が出来ない債務者に、あの金融機関が、新たな融資などするはずがないといわれるでしょうし、冷静に考えればその通りなのです。

しかし、周りを見渡せば、リスケジュールをしているはずなのに、追加融資を受けられた事業者があるのです。

このコロナ禍においては、リスケジュール中事業者でも、当たり前の様にコロナ関連融資をしてもらっていますから、どうも合点がいきません・・・。

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知らぬ間に、格付けされていた・・・

 

ご存知でしょうか・・・?

銀行などの金融機関が、貴方をランク付けしていることを。

もちろん、勝手にランク付けをしているわけではなく、『金融検査マニュアル』という金融庁の設定した基準に則って、融資先である貴方にランクを付けているのです。

自分がどの様なランクなのかは興味深いところですが、金融機関の担当者に聞いても教えてはくれませんので、債務者としてのランク付けについて考えてみたいと思います。

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