中小事業者は、理不尽な理由で経営危機に陥ることが珍しくありません。
自分は、最善の努力で経営をされているのでしょう。
しかし、外部の影響により、経営が悪化してしまうのです。
外部の影響には様々なものがありますが、もっともダメージを受けるのは得意先の倒産ではないでしょうか。
最近、得意先が倒産した、どうすればいいかというご相談が続きました。
この環境ですから、いつ得意先が倒産しても不思議ではありませんが、既に財務状況が厳しいであろうお客様にとって、そのダメージは計り知れないものとなってしまいます。
外因だから、仕方がないと捉える方もおられるでしょうが、得意先の倒産に備えることは不可能ではありません。
『連鎖倒産』という最悪の事態に備えるために、日頃から得意先の状況を把握して予防するためのポイントについてご紹介したいと思います。
初期のポイント
・業績の低迷
・定期的な新卒求人の停止
・慰安旅行や下請会等の定期的イベントの中止
・経営改善の実施
・従業員の移動や退職の増加
・従業員や他の取引先から会社の愚痴を聞く
中期のポイント
・社屋や車両等の修理がなされず放置
・外部の第三者から悪い噂を聞く
・支払条件が変更された
・仕入先等が大手から中小に変わった
・総務や経理の担当者が変わった
後期ポイント
・従業員の給与減額や解雇の実施
・不動産等の所有資産を売却
・取引銀行が変わった
・担当者と連絡が取りにくくなった
・支払いが遅れがちになっている
担当者は、常にこれらのポイントをチェックし、該当があれば報告し、適時対応するようにしてください。
受注調整や支払条件の変更,担保の確保など、状況に合わせて万が一の準備をしておくのです。
そうすることで、突然の得意先の倒産という、最悪の影響は回避できることになると思います。
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