丁寧な言葉で、誠意を感じる対応・・・。
交渉相手が、この様な対応をしてくるならば、前向きに取り組むことができるでしょう。
それが、たとえ厳しく難しい交渉の場面であっても、こちらは安心して心を許すのかもしれません。
しかし、金融に関する交渉の場面において、この様な誠意ある対応する交渉相手には注意してください・・・。
よく耳にする言葉なのですが、『債権者の金融機関は酷いのですが、担当者は優しくて良い人なので・・・』というのがあります。
債権者である金融機関とのやり取りのあらゆる場面で、この様な表現をされる経営者は少なくありません。
特に、債権回収が絡む場面になると、債権者の厳しい取り立てに当然のごとく晒されるようになるのですが、担当者は気を使いながら申し訳なさそうな対応をしてくれます。
圧力的な表現をされるだろうと思っていた経営者は、ホッとして、この担当者には安心をされるのです。
こうなると、担当者の思うがまま、成すがままということになるのでしょう。
債権回収は、そんな甘い優しいものではありません。
債権者である金融関係機関の至上命題は、貸付した債権を確実に回収することであり、そのためには何でもありだといえます。
担当者も、その目的を達成するために、最善を尽くしてくるのは当たり前のことでしょう。
ただ、担当者にも、経験や能力の差があり、債務者への対応の仕方も異なります。
経験の浅い担当者なら、債務者の心情など考慮せずに、ただ強引に債権回収を要求してくるでしょう。
しかし、経験の深い手練れの担当者は、債務者を無意味に追い込むような対応はしてきません。
債務者の心情に配慮し、警戒を取り除くような対応をしてきます。
このような担当者であれば要注意です。いつの間にか、とんでもない状況に追い込まれてしまう可能性が高いのです。
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