おめでとうございます
明けましておめでとうございます。
旧年中は、様々にお世話になりありがとうございました。
本年も宜しくお願いをいたします。
コロナウイルスに翻弄されながらも、無事に新年を迎えることが出来ました。
読者の皆様のご支援のおかげと、深く感謝申し上げます。
明けましておめでとうございます。
旧年中は、様々にお世話になりありがとうございました。
本年も宜しくお願いをいたします。
コロナウイルスに翻弄されながらも、無事に新年を迎えることが出来ました。
読者の皆様のご支援のおかげと、深く感謝申し上げます。
清水寺で発表された今年の漢字は『金』でした。
アスリートたちが大活躍した東京オリンピックのメダル獲得から、この漢字が選ばれるだろうと、多くの方が予想されていた様です。
このコロナウイルス禍における活躍でしたから、本当に価値のある結果だったと思います。
しかし、経済人の中には、この『金』という文字に、違いう思いを抱いた方も少なくはないでしょう。 Read more…
『年内、いつまでお仕事ですか・・・?』、この様に聞かれると、『ご相談が途切れるまで・・・』と、お答えするのが常でした。
年末は、年度末と並んで資金需要が多く、気が付くと資金が底をつき、年を越せないという緊急のご相談が少なくなかったのです。
ところが、昨年は、潤沢なコロナ融資や助成金などの効果で、その様なご相談は全くありませんでした。
しかし、この年末は様相が一変し、来年の景気を予測するかのように、年末に向けてご相談の予約が増加しています。
僅かな知識でもあれば、経営危機を打開する展開は変わり、良い結果につながる可能性は大きくなります。
しかし、よりベターな結果を求めようとすれば、更に様々な知識が必要となりますから、経営危機の打開はけっこう奥深いものなのです。
実際に、経営危機に陥り、打開に向けて取り組まれた経営者など、その知識習得に興味を持たれる方も少なくありません。
そんな経営者の中には、自ら、その道の専門家になろうとされる方もおられるのです。
あの任意整理から、20年が過ぎました・・・。
地獄の資金繰りに翻弄され、整理を決断した日から、Xデーとなる債権者集会までは本当に不安でした。
お取引先様だけに債権者としてご参加いただく債権者集会、十分に覚悟を決めて臨んだつもりでしたが、本当は重圧で押しつぶされそうだったのです。
1時間ほどの集会でしたが、揉めることもなく進行をし、帰り際に『再起を期待していますよ・・・』と、債権者である取引先社長にお声掛けをいただいた瞬間、その言葉に緊張の糸がプツリと切れ、色んな意味の涙が溢れてきました・・・。
経済苦による自殺が増えていますが、昨今は、明日も見えない厳しい環境で、色々と考えることもあるでしょう。
この際限なく続くコロナウイルスの環境は、将来の展望が見つからず、様々な不安が去来してきます。
中には、このまま生きていく苦痛よりも、安楽と思われる自殺を検討される方もおられるということなのでしょうか・・・。
しかし、そう考えるのは、一時の発作的な感情による選択であり、僅かな方法を知ることで、打開すべき対応は難しくはありません。
資金繰りは、簡単に破綻するものではありません。
当然、具体的な対策もせずに放置しておけば、勝手に資金繰りが改善するものでもないでしょう。
しかし、最低限の知識を持って、具体的に取り組むことができれば、資金繰りを確保できる期間は、ドンドンと延びていくものなのです。
もう数カ月の命と捉えていても、前向きに取り組むことで、1年以上に亘り資金繰りが確保できた事例など珍しくもありません。
気難しくてプライドの高い経営者が、中小企業にも少なくありません。
食べ物も、ファッションも、車も、全て高級品で揃え、何でも一流でないと気が済まない様なのです。
中小といえども、企業の経営者なのですから、健全な環境においてはそれも許されることなのだろうと思います。
ところが、経営が厳しくなったときでも、意味のないプライドが邪魔をして、環境に合わせた変化をしようとせず、最悪の結果に導く経営者も少なくありません・・・。
債権者も人間です。
金融事故を起こした債務者にとって、債権者は悪魔の様な存在に見えるのかもしれませんが、人間なのです。
金融機関やサービサーの担当者も機械ではなく、感情があり、損得抜きで考え動くところがある人間だという事を忘れてはいけません。
大事なのは、人として接し続けることであり、それが良い結果につながる不可欠な姿勢だといえるのです。
金融事故になると、債権者は、本気で債権回収をしてきます。
金融機関にとって、債権回収は最優先事項ですから、当然、可能な限りの手段を講じて、債務者に対応してくることになります。
債権者として、法的手続きや競売などといった言葉を好んで用いて、債務者にプレッシャーをかけようとしてきます。
そんな言葉に、債務者は恐怖や不安を感じてしまうかもしれませんが、そんなに慌てる必要はありません。