経済苦による自殺が増えていますが、昨今は、明日も見えない厳しい環境で、色々と考えることもあるでしょう。
この際限なく続くコロナウイルスの環境は、将来の展望が見つからず、様々な不安が去来してきます。
中には、このまま生きていく苦痛よりも、安楽と思われる自殺を検討される方もおられるということなのでしょうか・・・。
しかし、そう考えるのは、一時の発作的な感情による選択であり、僅かな方法を知ることで、打開すべき対応は難しくはありません。
政府は、11年振りに、自殺が増加に転じていると発表をしています。
しかも、経済苦での自殺が増加しているということなのです。
収入が途絶え、生活ができなくなり、将来に目途が立たなくなった・・・・
経営している事業が、資金破綻をおこして立ち行かなくなった・・・・
理由は様々にあると思いますが、長引くコロナウイルスの悪影響であることは間違いありません。
景気が悪化して不況になると、自殺が増えるというのは正しい現実だといえます。
11年振りの自殺増加といいますが、11年前は、リーマンショックが発生して、一瞬で世界不況に陥ったタイミングになります。
未曽有の不況といわれて以来の事態ですから、政府もこの自殺者増加に大慌てで様々な対策を実行しようとしています。
様々な支援金などを用意して、事態を改善しようとしていますが、事は、そんな短期的で単純なものではなく、根本的な解決になるはずはありません。
弁護士などの専門家に、自殺防止の支援などの依頼もしているとのことですが、それ程ひどい状況に陥りつつあるのが現実だということなのでしょう。
何故、経済的な理由で自殺をするのでしょうか・・・?
このまま、どうなっていくのか判らないから・・・
先が見通せず、対応できないから・・・
どうすべきか、答えが見つからないから・・・
などの理由で、現実の精神的苦痛から逃避しようという答えが、夜逃げや自殺ということになるのでしょう。
かくいう私も、過去に夜逃げや自殺を考えたことがあります。
今では笑い話でしかありませんが、バブル時の過剰な借入による有利子負債により、事業の資金繰りが厳しくなり、将来的に経営破綻をするかもしれないと実感を持った時のことになります。
それまでにも、色々と経営危機での対応については勉強をしていたのですが、どうすればいいのか答えが見つからずに、当たり前の様に逃避を考えたのです。
パソコンでエクセルを開き、横行に、破算,夜逃げ,自殺という項目を入れ、縦列にメリットとデメリットをいれて表にしました。
そして、それぞれの項目について、具体的に検討して表に書き込んだのです。
かなり精緻な表になった記憶がありますが、役には立ちませんでした。
どれも、選択できなかったのです。
長男は幼稚園であり 次男は未だ家内のお腹の中という状況ですから、逃避など選択できませんでした。
今、振り返ると、あくまでも気休めのためであり、本気で検討をしたわけでなかったと思いますが、本来はポジティブな思考を持つべき環境だったのです。
エクセルで作成した表を全否定することで、前向きに取組み、今に至っているといえるのかもしれません。
あの頃は、未だ、経営危機や経済苦がどの様なものなのか、理解できてなかったのだと思います。
あのタイミングでどの方向を選択するのかは、ひょっとすれば、ほんの僅かな違いだったのかもしれません。
経済苦で、将来の見通しを喪失してしまい、生きるか死ぬかの分岐を迎えた時、ほんの少しの思いやキッカケが、どちらに向かうのかを決定づけるのかもしれません。
僅かな知識さえあれば、そんなことで悩む必要などなかったのです。
経済苦で、自殺など必要ありません。
当然、夜逃げも必要なく、破産さえも必要ないと私は思います。
その様な経済的に厳しい環境に陥った時、以下の5点を頭に入れて対応するようにしてみてください。
1.高潔なプライドを持って、生きる残ることに固執してください
借金を返せないことは結果であり、恥ではありません・・・。
人に助けを求めるのは、人間として当たり前のことです・・・。
2.自殺や夜逃げが、最悪の選択であることに気づいてください
根拠のない一時の感情で、最悪の選択をしない・・・。
関係者に、最悪の迷惑をかけることを知ってください・・・。
3.どん底を切り抜けるため、僅かな知識を持ってください
僅かな知識で、展開は大きく広がります・・・。
他に選択肢が多々あることを知ってください・・・。
4.諦めない強い気持ちを持ってください
生残ることが、最善の結果だと理解してください・・・。
気持ちの持ちようで、展開はどうにでもなります・・・。
5.必ず何とかなるという現実を知ってください
後に振り替えれば、どん底での悩みや苦労は笑い話にしかなりません・・・。
どん底ですから、これからは良くなるしかないでしょう・・・。
考え方は、これだけです。
もしも、コロナウイルスなどの影響で、厳しい経済環境に陥った時、以上の5点を頭に入れてポジティブに取り組んでみてください。
更に経済環境が悪化したとしても、必ず、最悪の事態は回避できると思います。
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