いよいよ、不況突入か・・・

世界経済は、コロナウイルスに侵食されようとしているのかもしれません。

専門家の中には、未曽有の大不況であったリーマンショックさえも凌ぐほど、世界経済は悪化すると断言する者まで現れました。

たしかに、製造業をはじめとしたビジネスシーンの中心に存在する中国が、ほぼ機能不全に陥ろうとしているですから、世界経済に大打撃を与えても何ら不思議ではなく、この現実を我々は真摯に捉えなければならないでしょう。

債権に関する民法が4月1日から改正をされますから、万が一の可能性の高まったこの状況において、改正内容をしっかりと理解したうえで、不況への対策を準備しなければなりません。

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街の観光客は・・・

コロナウイルスは、見慣れた街の景色さえも変えようとしています。

ここ数日で、私の通勤路である大阪日本橋から長堀橋にかけての堺筋は、閑散とした街になろうとしているのです。

大阪でも有数の中国人観光客が多い街なのですが、観光客の混雑で歩きにくいはずの通勤路が空いていて歩きやすく、ひっきりなしに出入りした送迎用の観光バスも、今はまばらにしか見られません。

当たり前のように、観光バスも中国人観光客も減少し、その影響は観光関連産業に限らず、無限に広がろうとしている様に思われます。

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資産の保全と民法改正・・・

中小企業の経営者は、今回の民法改正について、最低限の理解が必要だと思います。

日常の業務に絡む、法定利息や保証人,時効,定型約款などが、時代に合わせて改正をされており、その影響は微小ではありません。

民法改正に関する専門書を読んだり、弁護士さんなど専門家のセミナーに参加したりして、企業経営者として大まかな改正内容の把握しておく必要があります。

そして、ただ概要を把握するだけではなく、今回の民法の改正に対して、どの様に対応すべきかについても、事前に検討をしておくべきではないでしょうか。

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資産の把握が容易に・・・

中小企業の経営者にとって、知らなかったで済む話ではないでしょう。

財産開示手続きなどの一定の手続きにより、債務者の貴重な資産が、債権者に把握されるようになってしまうのです。

この4月1日から、不動産も、預金口座も、場合によれば給料までも、その具体的な所在の確認が可能になってしまいます。

事業を維持するため、人生を確保するために必要な資産の把握が、民法の改正と共に可能になるのですから、債権債務処理に関わる方はしっかりと理解をしておく必要があると思います。

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大きな影響、民法改正・・・

中小企業の経営者は、金融事故に陥ると、所有する資産は全て差押えされてしまうのではと不安になります。

不動産や預金口座,給料などの債務者の資産は、債権者の調査により簡単に把握されてしまう様に思えますが、実は、その手続きは難しく、現実的にはなかなか把握されるものではありません。

不安に駆られた経営者に対して、『どうやって、債権者に知られるのですか・・・?』と問いかけ、その事実をお伝えするだけで、その不安は喪失します。

しかし、今回の民法改正により、不動産などの資産の所在を調べ、差押えをして債権回収するという手続きが容易になろうとしているのです。

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中小企業と保証協会・・・

 

以前に比較すると、信用保証協会に対する、中小零細事業者の資金繰りの依存度は随分と低下したのかもしれません。

しかし、それでも、現実の中小企業経営において、信用保証協会の存在が不可欠だといえます。

信用保証協会の保証付き融資が、中小零細事業者の資金繰りの確保を可能にし、幾多の試練を乗り越えさせてくれたのであり、その現実は今も変わっていないでしょう。

しかし、金融システムが大きく変貌しようとする現在において、信用保証協会の保証付き融資の存在が、銀行など金融機関の与信能力を劣化させ、存在自身を否定されようとしているのかもしれません。

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銀行の債権回収・・・

銀行などの金融機関は、貸付先が金融事故になると、どの様な対応をしてくるのでしょうか。

金融のプロとして、債権回収のプロとして、高い技術を屈指して、厳しい姿勢で債務者を追及をしてくる様に思えます。

しかし、現実には、銀行などのまともな金融機関が、最後まで直接に債権回収をしてくることはほとんどありません。

金融機関は、無茶な債権回収などしませんし、得をしない債権回収は回避しようとするのが現実なのです。

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不況の準備を・・・

 

『信用保証協会に代位弁済されましたが、2億円程度の借金は、毎月100万円弁済して必ず完済してみせますよ・・・』

昭和の高度成長期であれば、こんなバイタリティー溢れる経営者は珍しくありませんでした。

目の前の若手経営者も、自信漲る笑顔で、この様に話してくださいます。

その若さとパワーの漲った前向きさには羨望しますが、知識の欠けた根拠のない強さには不安を感じるしかありません。

 

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お正月も、街は活況・・・

 

普段は、賑やかな活気の溢れるビジネス街も、お正月は閑散とした風景になります。

街の主役のビジネスマンが、街を離れてゆっくりしお正月休みを過ごしますから、日中でも静寂さえ感じさせるほどになってしまいます。

しかし、お正月休みが終わると、静寂だった街も主役が戻り、一気に日常の活気を取り戻すのです。

ところが、そんな当たり前のお正月の風景が、私の仕事場の付近で、最近、様変わりをしてしまいました。

 

多くの企業が、9連休という長期のお正月休みになり、ビジネスマンもタップリと英気を養われたのではないでしょうか。

流石に、これだけの長期間、のんびりと過ごすと、日頃の疲れも解消できたことだろうと思います。

ただ、これだけの長いお休みは、我々、昭和世代にとっては辛くもあります。

長期の休みを取ることに慣れていないせいか、何をしていいのか判りませんし、落ち着きません。

私も、形は9日間の休みになりましたが、ゆっくりと休ませてもらったのは12月29日と31日、そして1月1日と2日の4日間だけで、他の日は、何らかの形で、会社に顔を出していました。

何をするか明確な目的があるわけではありませんが、ただ、会社に行かないと、ちょっと不安になり、会社に出社すれば落ち着くという悲しい貧乏性なのです。

 

新年1月3日も、他にすることも見当たらず、当たり前の様に出社をします。

近鉄日本橋駅を降りて、直ぐに道頓堀に入りますが、この大阪を代表する商店街は、通年にも増して、お正月の活気に溢れています。

昔から道頓堀は、お正月やクリスマスなど、季節のイベントやお祝いのあるときは、近隣から人が集まり、皆で喜びを共有するという、大阪のシンボルなのです。

今年も、通年の様に、この街は、活気に満ちたお正月の風景を表現してくれています。

道頓堀を超えると、堺筋を北上します。

この辺になると、突然に道頓堀とは景色を変え、一気にビジネス街となります。

普段は、堺筋に面した歩道を大勢のビジネスマンなどが闊歩しているのですが、お正月は違います。

ビジネスマンはお休みですから、歩道はガラガラに空いているのが、お正月としてあるべき姿なのです

ところが、このお正月は、いつもとは全く違った風景になっています。

道頓堀を超えて、北上してビジネス街に入っても、人の風景が賑やかなまま変わらないのです。

閑散としているはずのビジネス街を、中国人などの外国人観光客が元気に歩き回り、賑やかな街にしています。

多くの観光客は、大きなキャスター付き旅行カバンを引っ張ったり、両手いっぱいのお土産をもって、歩道をフルに活用しています。

普段よりも人が多いぐらいですから、歩道はとても歩きにくくなっており、会社に到着する頃には疲れていました。

いつのまに、ビジネス街のお正月は、こんな風景になってしまったのでしょうか・・・。

 

こんなことに苦情を言えるものではなく、逆に、我々は、外国人観光客に感謝をすべきなのでしょう。

アベノミクス経済が破綻をしはじめ、製造業を中心に業績が悪化傾向となり、消費の低迷が止まらないという環境において、日本経済が何とか維持できているのは、観光やサービス業界が踏ん張っているからだといえます。

大勢の外国人観光客が、大金を払って日本に来て、沢山のお土産を買ってくれる・・・。

この経済効果が、日本経済を下支えし、何よりも消費意欲の減退を水際で食い止めているのではないでしょうか。

今は、外国人観光客に、感謝をするしかありません。

しかし、この経済効果が、現在の日本経済の衰退を、どこまで食い止めることができるのかが、今年、注目すべきテーマの一つとなるのでしょう。