借金、任意整理でどうなる・・・
会社を整理して、残った借金は最後にどうなるのでしょうか。
破産を回避し、私的な任意整理を選択して処理をしても、借入金は膨大な負債として残ります。
取引先が連鎖倒産などするかもしれないのに、この借金が処理できないと判断したために、仕方なく破産を選択される経営者も少なくないでしょう。
しかし、倒産後に残った借金の処理は、現実的にはそれほど難しく考える必要ないのかもしれません。
会社を整理して、残った借金は最後にどうなるのでしょうか。
破産を回避し、私的な任意整理を選択して処理をしても、借入金は膨大な負債として残ります。
取引先が連鎖倒産などするかもしれないのに、この借金が処理できないと判断したために、仕方なく破産を選択される経営者も少なくないでしょう。
しかし、倒産後に残った借金の処理は、現実的にはそれほど難しく考える必要ないのかもしれません。
『無い袖は振れない・・・』とは、お金に関して使われる言葉で、お金がなければ、出したくても出せないという意味になります。
着物を着て、袖を振ろうと思っても、袖がなければ振れないというところからきた言葉で、借入金を返済する場面において、返済したくても、返済できる資金がなければ返済できないということです。
債権を回収しようという場合は、債務者が無い袖は振れない状況で、支払うべき資金や資産を持たなければ、債権の回収はできないということになります。
任意整理において、無い袖は振れない状況になって整理を図る場合など、金融事故になった後にどの様な対応がなされ、債務者としてどうなっていくのか・・・不安であると共に、反面、興味深いところではないでしょうか。
何故か、未だに、政府や行政は、コロナ対策としての行動制限を実施する姿勢を見せようとしていません。
コロナウイルス第7波は、過去最高の感染者数を記録し、感染拡大の勢い増している状況にも関わらずにですから不思議です。
今までの緊急事態宣言やまん延防止措置は、いったい何だったのかと思わざるを得ませんが、行動制限をしない明確な理由は存在をしていました。
政府の発表やメディアのニュースおいて、その理由について具体的に触れられることはありませんが、コロナウイルス感染の影響を忖度する余裕を喪失するほどに、経済環境が悪化をしているからなのです。
コロナウイルス禍において、債権回収の動きは停滞をしました。
所轄官庁から指導が入ったからなのか、自ら判断したのか分かりませんが、金融機関などの債権者は、債権回収の動きを弱め縮小をしたのです。
コロナウイルス感染という異常環境経済ですから、当たり前のことだといえるかもしれませんが、弁済に苦闘していた債務者にとっては、非常に有り難い対応の変化だったといえます。
ところが、政府がコロナ対応を見直そうという動きの中で、債権回収の姿勢も変化し、確実に活発化する傾向にあります。
参議院選挙終了・・・
安倍元総理が、許されざる蛮行により暗殺されるという、国民にとって大きな代償を支払わされた選挙戦が終わりました。
その影響が、選挙結果にどの様に及ぶのかは分かりません。
しかし、国政選挙が終われば、政府の施策が一気に変化するという事実は歴史が証明しており、中小事業者にとって厳しい環境に変化するのが現実ではないでしょうか・・・。
『口座が差押えされました・・・』と、お客様からの突然のご連絡・・・。
しかし、未だ、正式に金融事故になってないし、裁判もされていないのに、何故に『差押』・・・?
不思議に思って調べてみると、返済が滞っていた銀行の預金口座が凍結されただけでした。
この『口座の凍結』と『口座の差押』は、たしかに表現的に似ているため中小企業の経営者によく勘違いされるのですが、その意味や手続きになどは随分と異なるところがあります。
想像をはるかに超えるほどに、経営環境は劇的に変化しているようです。
コロナウイルスで疲弊し尽くした経済が、何とか凌ごうとする中小事業者の経営を、経験したことのないスケールで悪化させ押し潰そうとしています。
しかも、次から次へと、これでもかと言うほどに悪化要因が噴出し、よりネガティブな方向に押し流そうとしていますから始末が悪い・・・。
こんな状況では、流れに逆らおうと無駄な努力をするのではなく、流された後の最善の対応を考えるべきなのかもしれません。
年金制度というのは、何故、こんなに判りにくく作られているのでしょうか・・・?
年金の支給対象の年齢になり、自分なりに理解しておこうと調べ、そして勉強もしましたが、大まかなことは理解できても、具体的なことは理解できないのです。
老後の生活を考えると、納得をして年金をもらいたいですから、仕方なく年金事務所を訪問して不明点を確認しました。
担当者に話を伺って理解できたことは、制度が判りにくいというよりも、大事なことが説明されていないという驚きの事実でした。
何のために、あれほど一生懸命に返済を続けたのでしょうか。
それしか方法がないのだと思い、生活を犠牲にしてまでも、優先して支払い続けていました。
もし、返済できなくなれば、大変なことになってしまうと勘違いをしていたからだと思います。
たった一つのことを諦めさえすれば、返済の苦しみからから解放されることに気付かなかったのです。
コロナ後の、最善の選択について具体的に考えていきたいと思います。
選択肢は様々にあるでしょうが、現状に合わせて根拠をもって選択することが大事になります。
そして、今後の可能性を出来るだけ正確に予測することが、良い結果を得るためのポイントとなるでしょう。
これらを前提に、コロナ終息後を見据えた、最善の選択方法についてご紹介させていただきます。