果てしないコロナ騒動・・・


 

当たり前の様に、普段の風景に戻ってしまっています。

先月は、緊急事態宣言が発令中であり、新幹線はガラガラでした。

しかし、3月21日で緊急事態宣言が解除されると、新幹線も随分と混んでおり、希望の席を取るのさえも簡単ではありません。

乗客がマスクをしていなければ、コロナウイルス禍であることさえ、忘れてしまいそうな活気ある車内の風景なのです。

 

最低でも、月に一度は、顧問先のご相談者と顔を合わせて、状況を確認してアドバイスをさせていただくことにしています。

その関係で、毎月、名古屋から東海地方、そして関東圏の顧問先様回りで、出張をしているのです。

コロナウイルスが発生以降、ズームでの面談や電話やメールで対応することも増えましたが、やはり課題を抱えたご相談者はご面談を希望されますので、定期訪問は欠かせません。

緊急事態宣言の発令中でも、感染には十分に注意しながら、出張をしておりました。

1回目の緊急事態宣言時は、新幹線はガラガラで貸し切り状況だといえるほどでした。

解除後も、すぐに元の状況に戻ることはなかったように思います。

今回、2回目の緊急事態宣言では、たしかに新幹線もガラガラに空いてはいましたが、ほどほどに乗客もおられたのは間違いありません。

何よりも、緊急事態宣言解除後、躊躇することなく通常の環境に戻ってしまっていることに驚かされます。

ただ、これは、大阪と東京を結ぶ主要幹線でのことあり、乗客のほとんどはビジネスマンだといえるでしょう。

観光客やインバウントなどが対象ではない新幹線のことであり、熱海など観光地へ向かう新幹線は、まだまだ空いているというのが現実ではないでしょうか。

街の風景も、緊急事態宣言後は活気が戻ったといえるのかもしれませんが、観光地や繁華街などでは、到底、元の状況に戻ったとはいえません。

大阪の道頓堀や心斎橋などは、インバウンドの人出が喪失したままであり、日中でも閉店している店が多く、驚くことにシャッター通りと化しています。

友人の土産物屋さんが、観光客は多くても、実際にお金を使って商品を買ってくれるのは中国人だけと言っていました。

その中国人が、街並みから姿を喪失させたままの状況なのです。

政治家や行政が、緊急事態宣言の解除を急ぐ理由は、経済を停滞させないためという1点に尽きます。

制約が緩和されたわけですから、様々な経済行為が実施され、景気の停滞は解消に向かうのかもしれません。

ところが、コロナ前景気の主役であったインバウンドが喪失したままなのですから、日本人は大々的に、自ら消費を喚起するしかありません。

とにかく、お金の流通量を拡大させなければ、日本経済は崩壊に向かうでしょうから、消費を向上させなければならないのですが、不安で動けません。

いつ、コロナに感染してしまうか判らない、不安に怯える毎日が続いています。

その不安をなくして、ポジティブに消費回復に取組み、経済行為を元に戻すためには、コロナワクチンの接種が不可欠なのです。

しかし、コロナワクチンの接種は、今のところ、いつ頃になるのかさえ判りません。

医療関係者などの接種は始まっているようですが、優先対象でない健常者は、まだまだ先の様なのです。

4ヶ月から10ヶ月先であったり、今年の末から来年にかけてだとか、まだ一年以上かかるだろうなどと、様々な情報が流れています。

随分と先であることは間違いないようですが、早くしないと、経済の主体の年齢層がアクティブに活動できません。

 

いや、まてよ・・・

ワクチンは、いつまで効力があるのでしょうか?

インフルエンザワクチンでも、毎年摂取しますから、持続期間が気になります。

あるメーカーは、一年程は持続するだろうといっていますが、それならば、コロナウイルスワクチンの接種も継続的に毎年繰り返す必要があります。

しかし、接種だけで、1年間も費やす状況では、イタチごっこになってしまいます。

健常者がワクチン接種を受ける頃には、医療従事者や高齢者のワクチンの効力が切れてしまっているというように・・・。

しかし、一度、コロナに罹ると、免疫は長期間継続するという様な報告も多数あがっているようです。

当初は、免疫期間は、6ヶ月程度というのが多かったように思います。

それが、6か月~8ヶ月程度となり、最新では、免疫はおそらく何年も持続するだろうという報告も見受ける様になりました。

これなどは、アメリカの免疫研究所のデーターでサイエンス誌に報告されたものですから、信憑性は高いように思います。

今までの、免疫は短期間しか持続せず、再感染のリスクは高いという研究結果とは対照的な内容になりますが、新しい情報なのですから、信頼があり今後に期待できるのではないでしょうか。

 

この様な流れから、今後の展開を読み解いてみたいと思います。

 ① 年内で、おおよそのワクチン接種が終了する。

 ② ワクチンによる感染不安解消で、消費が具体化して動き出す。

 ③ その結果、経済が本格的に再開する・・・これが、来年の初夏になるのでしょうか。

時期的なズレはあると思いますが、自ら読み解き、自ら納得して、事業者として準備して対応するしかありません。

もしも、ワクチン接種に2年程費やしたり、ワクチンの持続が一年未満であったりすると、この環境から抜け出ることはできないことになりますが、今は、そんなネガティブな検討についは考えないでおきましょう。

長期間、理不尽な制約と業績低下を受け入れざるを得なかった事業者が、先の展開を見通せずに我慢の限界を超えれば、事業意欲を喪失してしまうでしょう。

そうなると、経済は悪化の一途を辿るしかありませんから、事業者として、経営者として、ここは、敢えてネガティブな思考は捨てるべきだろうと思います。


ワクチン接種が順調に進み、その効果も絶大であり、国民は日常生活を取り戻せる。

その結果、来年初夏には経済は動き出すだろう。

当然、抑えられてきた反動から、消費は一気に増大すると想定される。

その展開に沿って、今から、事業展開の準備を進める・・・。

今は、この様なポジティブな思考が重要ではないでしょうか。

 

 

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