倒産回避の知識・・・


最近は、高度な専門知識を持たれたご相談者が増えました。

事業再生や経営危機打開について、一般的な認知が広がり、様々な手段で具体的な知識が習得し易くなったからだと思います。

特に、インターネットを活用すれば、かなり深い知識まで手軽に取得することが出来るようになり、専門家に負けないほどの専門知識を持つことが簡単に出来るのです。

その結果、取組みの選択肢が広がり、ご自身で高度な取組みも可能になったのです。

 

専門家に相談すると、専門家は自分が主導権を持って展開を進めようとするものです。

ご相談者の意向も一応は確認しますが、専門家は自分の得意な展開に持ち込もうとする傾向があります。

商売として考えれば、自信を持って取組めて、少しでも負担を軽減できて、多くの利益も確保できる、そんな得意な分野で取り組もうとするのは当たり前のことなのです。

その結果、満足の出来る結果が得られればいいのですが、ご相談者にとって、納得出来ない結果になることも珍しくありません。

そうならないためには、専門家に相談するにしても、専門家の話を理解し判断できるだけの、ある程度の知識を持っておくことは大事なのです。

特に、経営危機でのご相談の場合は、失敗は破綻に直結しますので、慎重に取り組まなければなりませんが、事前の知識があれば、理解し納得することが容易になると思います。

どの様な方法や選択肢があって、その結果、どんな結果が得られるのかを判るまで確認し、納得して経営危機打開に取組めば、当然に良い結果が得られ易くなるのです。

 

ただ、本やインターネットで十分に勉強したつもりになり、その知識を持ってご自身で会社再生や経営危機打開に取組んでも、上手くいかないことは多いのです。

押さえるポイントを間違えて、取り返しのつかない結果になってしまうことも少なくありません。

それは、簡単な話、知識と実学は違うということになります。

車の運転について、教本で十分に勉強し理解しても、それだけでは街中を運転できるものではないでしょう。

それと同じで、机上の空論といえば言い過ぎかもしれませんが、知識だけ十分にあったとしても、実際の現場に対応出来るものではないということです。

しかも、現場では、想定外の出来ごとが起きるものです。

人間の感情が入り混じり、複雑な状況を作り出しますから、生半可な知識だけでは対応が難しくなります。

中途半端な知識で根拠のない対応をしてしまえば、さらに状況を悪化させることになるかもしれないのです。

 

そして、注意していただきたいのは、本やインターネットに書かれている内容は、ほとんどが表面上のことばかりで、本当に必要な情報はなかなか掲載されないということです。

本やインターネットの著者である専門家は、商売として全ての情報を開示するはずがありません。

あくまでも、商売に誘導するための情報であり、本当に必要な情報については、対価を払ってくれというのが本音だと思います。

しかも、同じテーマについてでも、専門家により答えが違う場合が少なくありませんから厄介です。

中には、全く違う答えであったりしますから、勉強すればするほど、判らなくなってしまうのではないでしょうか。

 

経営危機を打開するのは難しくないといえます。

必ず、打開する方法は存在し、頑張れば良い結果を出せるものなのです。

ただ、専門的な知識と、究極の判断が求められますから、最低限の知識を持つことと、的確な指針を示せるアドバイザーがあれば、展開は開けやすくなるでしょう。

 

 

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