『これからの事を考えると、本当に不安で、鬱病のような状態になっています。』
初めてのご面談で、この様に訴えられるご相談者は少なくありません。
この状況を放置すると、本当に鬱病になってしまったり、耐えきれないほどの不安に押しつぶされそうになってしまうのだと思います。
経営危機での無知は、最悪の結果に導かれる可能性があるのです。
経営危機での不安は、その対処法をご存知ないことにより増幅します。
今まで経験をしたことのない『経営危機』という状況におかれ、経営者はどうしていいのか判らず、右往左往することになってしまうのです。
初めての経験に不安を抱き、どうしていいのか判らずに不安は増し、今後の事を考えて不安は増幅していくしかありません
何とか不安を解消しようと取組みますが、多くの場合は、既に持っている間違った知識や債権者に都合の良い情報がベースになり、その様なネガティブな知識・情報を活用することで、更に状況は悪化することが一般的です。
そして、その様な状況になると、経営者の思考は破綻を前提にした方向に集約されていく傾向があります。
『方法は残されておらず、諦めるしかない・・・』
『自宅などの資産は全て失ってしまう・・・』
『もう、破産するしかない・・・』
このような思考に支配されるようになってしまいます。
そして、真面目な経営者であるほど、この様な傾向は顕著なようなのです。
これらは、幻想です。
正しい知識を持っておられないから、間違った知識や情報で考えてしまうことにより、まるでご自身を、悲劇の主人公であるかのように捉えてしまうのでしょう。
今は、そんな必要はありません。
先回りして考え過ぎなのです。
まず、経営危機での対処法を身に付けることが大事なのです。
対処法についての知識や情報を身に付け、正確な経営状況の分析をしなければなりませんし、経営危機を打開する姿勢を理解しなければなりません。
この段階で、答えを求める必要はありませんし、何も諦める必要などもないのです。
事業継続の可能性はありますし、最悪でも人生は確保できます。
事業資産や、自宅などの個人資産も守れる可能性は十分にあるでしょう。
当然に、破産などの必要はないのが経営危機なのです。
これが、経営危機での対応方法の実体なのですが、既に悲劇の主人公になっておられるご相談者に説明するのは大変です。
正しい知識がなく、間違った思い込みが支配していますから、何をご説明しても馬耳東風。
理解していただくというより、話自体を信用していただけません。
何を言っても信用してもらえず、『破産は必要ない・・・』などと言えば、まるで詐欺師を見るような目で見つめられます。
こういう状況になったご相談者は頑なです。
『この酷い悲しい状況は、お前には判らない・・・』という、そんな状況です。
仕方がないので、実体験をした私の話をさせていただきます。
十数年前に、私自信が債務整理した状況を基本に、その時の気持ちの変化や取組み姿勢についてご説明し、諦めなければどうなるのかとご説明をします。
破産をせずに頑張ったから、今が有ることをご説明するのです。
これで、ようやく話を聞いていただけるようになります。
同じ経験をした仲間ということで、説明を聞いていただき、話を信用していただけるようになるのです。
これで、前向きになっていただけます。
諦めなければ、事業の継続は可能であり、人生も確保出来ることをご理解いただけるようになるのです。
しかし、重く圧し掛かかっていた不安は、そう簡単には拭えません。
一人で考えると、前向きな思考が後退してしまうようで、しばらくすると、不安が再燃して、またご相談に来られることがほとんどなのです。
本当に悲劇の主人公から脱皮するまで、3回くらい繰り返して、ようやく落ち着くようになるのでしょうか。
妄想から脱皮し、鬱からも解放され、経営者としての責任を全うできるようになるのです。
詳しい内容は、ホームページをご覧ください,
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