暖かな過ごしやすい三ヶ日は、あっという間に終わり、新年の日常を迎えることになりました。
アベノミクスが正念場を迎える今年は、果たしてお正月の気候のように、素晴らしい経営環境が続くのでしょうか。
ちょっと落ち着いた昨年と違い、今年は、私の仕事も忙しくなるような環境に変化するように思うのですが、果たしていかかでしょうか。
今年、私は59歳になります。
昔なら、数え年で60歳になり、なんと還暦という事です。
家内からは、数年前から初老と言われていますが、もはや押しも押されもせぬ老人という事になり、シルバー割引を堂々と受けられるのかもしれません。
しかし、私自身としては、まだまだ若いつもりで、全くそんな意識はありません。
友人達との忘年会でも、若い同級生達ばかりで、還暦というイメージなど沸き様もないのです。
たしかに、我々が子供の頃、還暦と言えば、十分にお爺ちゃんお婆ちゃんでしたが、同級生たちは、顔もそんなに老けてなければ、若者と同じような格好もしていますからイメージが違います。
時代と言えばそれまでですが、気持ちが若いということなのでしょう。
気持ちはまだまだ若く、色んな欲もあれば好奇心もますます旺盛です。
気持ちさえしっかりと持っていれば、老け込むこともないのでしょう。
気持ちの持ち様は、様々な場面でも重要であり、経営に不安を感じたときにも大事です。
不安に押しつぶされそうになった時、そのまま押し潰されてしまえば、全てが終わってしまいます。
しかし、『何くそっ・・!』という強い気持ちを持てば、不安も跳ね返す事が出来るのではないでしょうか。
気持ちをどうコントロールするかは、結果を左右するほど重要な要素なのです。
私自身も、新年を迎えるに当たり、1年を振り返って反省もしながら、気持ちの持ち方について考えてみました。
自分の業務について、誇りを持って前向きに取組むというのは当然のことで、ご相談者に対して、どのような気持ちで接するかについて考えてみたかったのです。
気持ちの折れかけたご相談者が、しっかりと前を見て積極的に打開に向けて取組んでいただけるには、どの様に接すればいいのでしょうか。
今までは、初回のご相談の前半は、カウンセリング的に『大丈夫、必ず打開出来るから、安心して・・・』ということを伝えてきました。
当然に、優しく判り易く伝えてきたつもりですが、それでも気持ちの折れかけたご相談者には、時には厳しい言葉も投げかけました。
どんな事があっても、このご相談者の人生を守るという強い気持ちが、私にはあったからです。
ただ、一方通行になっていた部分あることに気付きました。
ご相談者の意志よりも、再生させたいという私の気持ちを優先させてしまっていたところがあったように思います。
私自身も、一時は自殺さえ考えた経験者なのです。
その経験は、ご相談者の意思と一致するはずであり、経験した者でないと判らない当事者の気持ちをくみ取ることが出来るはずなのです。
当然、この仕事では、極めて貴重な経験であるのに、どうやら、それを活用しきれていなかったようで、それは私に驕りがあったからなのだと思います。
今年は、コンサルタントとして、ご相談者の気持ちをくみ取ることに、もっと留意をすることが必要でしょう。
実体験者として、その時の気持ちを忘れずに、貴重な経験としてコンサルティングに活かし、ご相談者への対応姿勢をもっと大事にしていきたいと思います。
そして、まだまだ、気持ちをしっかりと持って、若さを失わない1年にしたいと思います。
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