経営危機での基本対応・・・
資金繰りが悪化したり、経営危機を感じた時、ほとんどの中小零細企業の経営者は後ろ向きになってしまいます。
この様な環境での対処法をご存じないのですから、最初から前向きに取り組める経営者などほとんどおられません。
その様な危機感を抱くことは、経営危機を打開する初期においては必要なことだと思います。
しかし、過度に不安を抱いたり、後ろ向きな思考に陥ることは極めて危険だともいえるのです。
資金繰りが悪化したり、経営危機を感じた時、ほとんどの中小零細企業の経営者は後ろ向きになってしまいます。
この様な環境での対処法をご存じないのですから、最初から前向きに取り組める経営者などほとんどおられません。
その様な危機感を抱くことは、経営危機を打開する初期においては必要なことだと思います。
しかし、過度に不安を抱いたり、後ろ向きな思考に陥ることは極めて危険だともいえるのです。
もう,駄目です・・・。
あらゆる可能性にチャレンジしましたが、もはや方法は残っていません。
今月末の資金破綻は回避することができず、倒産するしかありません。
ご相談者は、気落ちした眼差しでこの様に言われますが、ちょっと違うのではないでしょうか・・・。
先日、貴重な機会をいただきました。
『奈良いのちの電話協会』さまの、定期総会後の記念講演会でお話をさせていただいたのです。
約一時間半の講演会でしたが、お聞きいただく方が普段とは違いますので、久しぶりに随分と緊張してしまいました。
今、東芝の不適切会計が、大きな問題となっています。
不適切会計という表現を初めて耳にしたので調べてみると、簡単にいえば粉飾決算ということでした。
世界的大企業の東芝が、なんと粉飾決算をしているとは、これは驚くしかありません。
いったい、監査法人は何をしていたのでしょうか?
青春時代とは、不思議なものです。
学生時代の友人と、何年振りかに会っても、まるで昨日まで遊んでいたかのように、何の違和感もなく屈託のない話ができるのです。
利害に生きる社会人にとって、あの頃の時代は、本当に純粋で貴重な時代だったと実感できます。
まぁ、色んな事を心配されます。
重箱の隅を楊枝でほじくるようなことまで心配し、それが大きな不安となって経営者の神経を弱らせてしまいます。
真顔でご相談される姿を見て、真剣な眼差しを返してはいるのですが、実は心の中では苦笑をしています。
「そんなこと心配する余裕があるのなら、もっと経営改善を頑張ってほしいなぁ・・・」と。
でも、知識もそれ程なく、初めての経験だから仕方がないのかもしれません。
天候に恵まれ、家庭菜園に明け暮れたゴールデンウイークも終わり、いきなり現実の世界に引き戻されてしまいました。
ゴールデンウイーク明け、最初の電話は、サービサーに関してのお問い合わせ。
以前から、サービサーより厳しい督促を何度もされていたのに、無視していたら売掛金を差押えされてしまったというご相談です。
世は、ゴールデンウィーク真っ盛りですね。
私は、奈良市に住んでいますが、東大寺や春日大社へと向かう道は早い時間から大渋滞しており、生活道路としては全く機能しなくなっています。
奈良に限らず、観光地はどこも大繁盛のようですが、今年は特に、中国等の東南アジア観光客が多いため、通年に比較しても大幅に訪問者は増加したのではないでしょうか。
経営者の心理で、不思議に思うことがあります
経営の専門家と称する方に、自社の経営に関する主要テーマを全て任せて、頭から信用しようとされて取組もうとされることです。
専門家のアドバイス通りに実行して、結果が上手くいけばいいのですが結果はどうなのでしょうか。
その、機転のきいた口車に乗せられ、上手くいっている様に錯覚しているだけで、現実としては上手くいっていない様に思います。
世に言う『リスケ』、正式にはリスケジュールとか返済条件の変更と呼ばれますが、現在においては、珍しくも難しくもなくなりました。
金融機関からの借入についての返済条件を変更することですが、正しく表現すると、借入金の元本についての一定割合を一定期間に亘り返済猶予をしてもらうことです。
平成20年に発生したリーマンショックによる、中小零細企業の資金繰り破綻を防ぐために、当時の金融担当大臣であった亀井静香さんが、超法規的な大英断で施行した『中小企業金融円滑化法』により、リスケは中小零細企業の一般的な資金繰りの手段となったのです。