債権放棄の可能性・・・
関与したご相談者について、信用保証協会や銀行などから債権放棄をしてもらいました。
中小企業再生支援協議会の支援を受け、具体的な手続きを経て対応したのですが、なんと、初めての事例だったそうです。
その中小企業再生支援協議会は、当然に多くの事案に関与されてきましたが、正式に債権放棄をしたのは初めてだったと担当者からお聞きし驚きました。
中小企業再生支援協議会に相談すれば、債権放棄の可能性があると信じている債務者や専門家は少なくないからです。
関与したご相談者について、信用保証協会や銀行などから債権放棄をしてもらいました。
中小企業再生支援協議会の支援を受け、具体的な手続きを経て対応したのですが、なんと、初めての事例だったそうです。
その中小企業再生支援協議会は、当然に多くの事案に関与されてきましたが、正式に債権放棄をしたのは初めてだったと担当者からお聞きし驚きました。
中小企業再生支援協議会に相談すれば、債権放棄の可能性があると信じている債務者や専門家は少なくないからです。
顧問先の経営者が、慌てた声で電話をかけてこられました。
取引先の銀行の担当者から、このままでは法的手続きに着手すると、脅されたということです。
既に半年以上のご相談で、債権債務処理に関しては、既に十分な知識をお持ちのはずなのですが、債権者銀行のこんな定番であるコケ脅しにでも、不安になってしまわれるのです。
普段は強気の経営者でしたから少し驚きましたが、債務処理の場面は、理論だけでは通じないということなのでしょう。
久しぶりに、お客様から、私の仕事と整理屋の仕事との違いについて質問をされました。
以前は、私腹を肥やす悪徳の倒産屋や整理屋と、同じように捉えられることも多かったように思います。
表面的な業務内容だけを見れば、たしかに似通ったところがあるのかもしれませんが、実際の業務内容は全く異なり、共通するところなど全くありません。
整理屋などと間違われないため努力もしてきましたが、何もご存じないご相談者に、最初から理解し信用をいただくのはなかなか難しいようです。
取り組みが早ければ、経営不安での対策についての選択肢は広がります。
そのタイミングは、結果についても大きな影響を与えますから、出来るだけ早く検討を始めて取り組まれることが大事なのです。
しかし、対応が遅くなったからといっても、対応策は残っていますから、諦めずに取り組むことも求められます。
債務処理の終盤になって、ようやく具体的な対策をされるような経営者も、実は珍しくありません。
中小企業の経営者には、下請けさんに対して、上から目線で偉そうにされる方が少なくないようです。
そんな経営者に限って、お得意先にはペコペコされておられるのですが、日本の文化においては、当たり前と捉えられる姿勢なのかもしれません。
しかし、この様な姿勢をとるのは、債権・債務についての、大きな理解が抜けているからだと思います。
商売上のお金の流れから、得意先が債務者であり、取引先が債権者であるという事実を捉えれば、ペコペコする相手は取引先なのかもしれないのです。
中小零細事業者は、事業の借入について、経営者が保証人になるというのは当たり前でした。
その結果、事業が破綻すれば、経営者も自宅などを含むすべての資産を喪失するのが、当然の流れだったといえます、
ところが、最近は、事業で金融事故をおこしても、経営者の自宅は守れるようになったのかもしれません。
個人版民事再生や経営者保証に関するガイドラインとは関係のない処理において、自然な対応の中で自宅を守れる事例が発生しているのです。
事業再生には、様々なパターンがあります。
そして、支援する専門家としても、中小企業再生支援協議会や事業再生会社,や認定支援機関,専門コンサルタント、または税理士や中小企業診断士など様々に存在しますが、対応は同じではありません。
どんな専門家に相談するかによって、その後の展開は大きく変わることになりますから、目的や選択肢をしっかりと認識したうえで取り組む必要があるでしょう。
ある意味、事業再生や経営危機の打開は、最初に相談した専門家次第といっても言い過ぎではないのです。
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人間、いざという場面では、凄まじい力を発揮するようです。
火事場の馬鹿力といいますが、経営危機に陥った場面において、普段は大人しい経営者が、想像もできないような力を発揮して急場を凌いだ事例には事欠きません。
ただ、よくよく状況を確認してみると、そんな成功事例の陰には、経営者の奥様が見え隠れしていることが少なくありません。
普段は、控えめで貞淑な奥様が、経営の瀬戸際において絶大な力を発揮し、経営者であるご主人を上手くコントロールされて、危機を脱することは珍しくないのです。
格安旅行会社てるみくらぶの山田社長などが、詐欺の疑いで逮捕されました。
大手金融機関が、粉飾を見抜けなかったのは間抜けな話だと思いますが、粉飾決算により2億円を騙しられたと訴えたための逮捕とのことです。
たしかに、『粉飾決算』や『計画倒産』という表現が、追及するメディアのニュースで多用され、倒産としては異質な印象を受けます。
『粉飾決算』や『計画倒産』は、実社会ではけっして珍しくはない行為なのに、てるみくらぶの倒産だけがこれほど叩かれるの、何か理由が存在するのでしょうか。
サービサーに債権譲渡をされ、その後の弁済に関わる対応において、もっとも避けるべきは分割弁済を選択することだろうと思います。
果てしなく弁済が続き、遅延損害金も膨大に膨れ上がり、サービサーとの縁がいつまでも切れることがないからです。
初めてご相談来られた経営者が、その分割弁済をサービサーにされていましたので理由を確認すると、以前に相談していたコンサルタントの指示によるとの事でした。
最終的にどうする考えなのかと確認をしても、明確なお答えは返ってきません。
何故、その様な対応をするかという根拠や理由は理解されず、相談したコンサルタントの指示に従ったということなのですが、これでは債権債務の根本的な処理は難しいでしょう。