本業は黒字なのですが、業績の低迷が続いています。
リスケジュールには着手して元本の棚上げをしていますが、それでも資金繰りは厳しい状況です。
将来に不安を感じて、セミナーを開催している専門家に相談に行きました。
その専門家に経営の状況を説明し、会社と事業を維持したいと相談すると、とにかく借入の利払いも止めろとアドバイスされたのです。
会社を維持したいなら、金融事故になってでも資金繰りの維持を優先しろとのこと・・・。
そのアドバイスを信じて利払いを停止すると、3か月後には金融事故になって、信用保証協会の保証付きの融資は代位弁済をされてしまいました。
その結果、担保になっていた事業所の不動産は処分されて、事業の継続はできなくなり、実質、経営破綻となってしまったのです。
この専門家は、とにかく資金繰りの確保のためという理由で、借入の元本返済停止どころか利払いまでも停止させるアドバイスをしているといいます。
その後は、ただ債権者を無視して、手元資金を回して事業を維持しろと、具体的なアドバイスなどはありません。
何よりも、ご相談者の要望や、経営状況に合わせた対応ではなく、ただ専門家の得意な方向でのアドバイスしかされないのが問題です。
この様な、自分の得意ジャンルでしかアドバイスできない専門家は少なくありません。
ご相談者の要望や状況などお構いなしに、経営改善に取り組ませて手元資金を消失させたり、まだまだ再生の可能性があるのに破産させたりなど・・・この様な事例は列挙に事欠きません。
お客様からご相談を受ける専門家であり、経営危機の打開に取り組む専門家であるならば、現状に配慮したうえでお客様のニーズを優先し、最適の取り組みをアドバイスして、最善の結果を求めなければなりません。
経営危機を打開しようとするならば、まずは現在の経営状況を把握し、取り組みの可能性を知ったうえで、どの様な結果を求めたいかを明確にしてください。
経営危機では、選択した取り組みにより結果は決まってしまい、失敗したと感じても取り返しのつかないことが多くて後悔することになってしまいます。
最適な取り組みが、最善の結果を実現してくれるのです。
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