破産しかない、という判断・・・?
資金繰りが悪化し、経営の先行きに暗雲が立ち込めると、経営者には『破産』という言葉が脳裏をかすめます。
資金繰りが破たんし、経営の継続が不可能になると、破産を選択するしかない状況だということなのでしょう。
しかし、現実は、経営破たんとなって、倒産として扱われるようになるだけです。
それを破産と言うのではと思われる方もおられるでしょうが、経営の継続が不可能になると勝手に破産をするものではなく、申し立てによってなされる法的な整理の手続きが破産なのです。
当然に、倒産と破産と同義ではなく、破産は倒産の一部だということができます。