借入金を返済できない・・・


 

中小事業者は、厳しい経営環境に晒され続けています。

コロナウイルス発生から、経験したことのない先の見えない環境で、自らの全てをかけて苦闘されてこられました。

あれから、既に丸5年が経過しようとしているのですが、今年は経営環境も少しは改善をするのでしょうか・・・?

しかし、円安,原材料高,トランプ経済・・・などを考えれば、中小事業者の経営環境はさらに悪化し、資金繰りを改善するような要素が見当たらないように感じます。


昨年、2024年は、倒産件数は大幅に増加し、その多くは粗利益・営業利益を大幅に低下させ、資金繰り破綻を原因とするものでした。

コロナ禍のゼロゼロ融資の返済開始も重なり、資金繰りを悪化させて、多くの中小事業者は借入金の返済ができなくなった結果だともいえます。

借入金が返済できなくなって、自然の流れとして、多くの経営者は倒産を選択するしかなかったのでしょう。

とはいえ、借入金の返済ができなくなったら、倒産をするしかないのでしょうか・・・?

たしかに、金融機関などから借りたお金は、返せるのなら約束通りに返すのが当たり前です。

しかし、資金繰りが悪化して、借入金の返済ができなくなったら、金融機関に返済や支払を待ってもらうというのも選択肢なのです。

連鎖倒産などを防ぎ、従業員や取引先などの関係者への負担を少しでも減らそうとするのなら、安直に倒産をするのではなく、金融機関への返済を待ってもらって再生を期すのは有効な選択になるでしょう。

その最善ともいえる対応により、倒産することなく事業を継続することが可能になります。

しかし、債権者はいつまでも待ってくれず、最終的には金融事故になってしまうでしょう。

そうなると債権回収が始まり、債務者の資産はいずれ差押されてしまうかもしれません。

その様に考えてくると、債務者は不安を拡大させてネガティブになり、全てを停滞させてしまうことになるでしょう。

しかし、債務者に資産が無ければ、差押されて資産を喪失する心配はないのです。

サービサー等の債権者から、差押予告などで様々に脅されても怖くはありません。

差押の対象となる資産が存在しない『無い袖は振れない』状況を確保すれば、債権回収への不安は消失し、ポジティブな対応が可能になります。

そして、しっかりと人生や事業の再生に取組むことが可能になりますから、その状況にて結果を出して復活を果たし、迷惑をかけた関係者にお返しするぐらいの気持ちを持って取り組んでください。

この様な流れが、全てにおいて、最善の結果を得ることになるのではないでしょうか・・・。

 

  

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