コロナを乗り切る経営・・・


 

見慣れた、お正月の風景とは違っていました。

ビジネス街は通年にも増して、人通りは少なく、本当に閑散とした街並みになっています。

しかし、直ぐそばにある、関西随一の繁華街であるミナミは、溢れる人波で賑わっている・・・はずなのですが・・・。

コロナの影響が、ここまで大きいのかと痛感するほど、『心斎橋』にも『道頓堀』にも人は少なく活気を感じません。

お正月がこれでは、新年の日本列島は、どうなってしまうのでしょうか。

 

今日から、仕事始めの方も多いのだろうと思います。

この年末年始は、五日程と短いお休みだったようです。

私も、今日の四日が仕事始めとなるのですが、毎年、前日の三日にも出社するようにしています。

べつに予定があるわけではありませんが、明日の仕事始めに向けて、仕事の確認や準備などをして気を引き締め、休みボケから日常に戻るようにしているのです。

この習慣を初めて、二十五年程になりますが、仕事始めの当日の風景と、前日の風景の違いが大きくて面白いものがあります。

所が、今年は、何かが大きく違う様なのです。

家を出て、駅のホームに立つと、まず、人の少なさに驚かされました。

電車もガラガラで、初詣への参拝の方もほとんど見かけません。

電車を降りて、会社までのビジネス街は、ご紹介したように閑散としています。

この様に、違和感しか覚えない行程を経て会社に到着。

今年は、人通りが少なくて全く風景が違うなと思いながら、机の前に座り、明日からの準備にかかりました。

予定の確認をして、準備の作業に入りますが、ここでも何故か違和感を覚えます。

通年であれば、活気あるポジティブな展開にむけての準備が多いのです。

経営改善で表現すると、いかに売り上げを増やしていくかとか、粗利益率をアップさせるかという方向になるのですが、今年は、そんな前向きな取り組みはほとんど見当たりません。

経営改善でいうところの『リストラ』への取組み、それも抑制が主体の経費の圧縮ばかりという状況なのです。

いや、新年早々に、そんなはずはないと思い見直してみても、事業を発展させようという様な前向きな取り組みは僅かしかありません。

どうすれば事業を維持できるか、いかに諦めずに事業を継続するか、そんな土俵際ギリギリの話ばかりなのです。

たしかに、昨年からの流れを考えてみれば、これで当然なのかもしれません。

それほど、コロナウイルスの影響が、中小零細事業者には大きすぎたということなのでしょう。

しかし、今年も、変わらずにコロナウイルスに翻弄され続けるという訳にはいかないでしょう。

このまま、いったいどうなってしまうのか不安だらけだった昨年と、今年は違う結果にしなければなりません。

どうなるのかと考えたところで、偉い学者さんや政治家さんでも判らないのですから、我々レベルで答えなど見つかるはずはありません。

そんなことに不安を覚えるのではなく、無駄な労力も使ったりしないでください。

難しく考え過ぎないで、ただ、事業を守ることだけを考える環境なのです。

この環境では、事業を守ることさえ簡単ではなく、そのためには資金繰りを確保しなければなりません。

資金繰りさえ確保できれば、事業は維持できるのです。

いかに資金繰りを確保するか、今年の経営者は、そこに全精力を費やすべきではないでしょうか。

 

財務諸表には、様々なものがあります。

貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー表などもそうです。

優秀な経営者は、これらの財務諸表を読み込み、自ら内容を把握し分析し、経営に役立てておられます。

しかし、このコロナウイルスの環境においては、もう一つの資金繰り表が最重要になります。

大幅な資産超過状況であろうと、高い純利益を確保していようとも、突然に資金が枯渇するかもしれないのがコロナウイルス環境なのです。

難しいことは考えず、しっかりと資金繰り表を作成し、具体的な資金繰り対策を実施されることをお勧めいたします。

 

 

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