思い込みが人生を狂わせる・・・


経営の知識を、有名大学でしっかりと学んだ経営者でも、現実の世界の知識はあまりご存じありません。

専門家の先生でも、現実の社会では通用しにくい、書生論的な間違った知識を振り回される方も少なくはない様です。

債権債務を処理するという実践の世界は、思い込みの知識や、聞きかじった情報などといった、机上の空論的な知識は通用しません。

債務に向かい合おうという場面は、知識と実践のギャップが大きいといえるのです。

 

学生時代に、たっぷりと経営の勉強をされたかもしれませんが、経営危機での対応についての授業はなかったでしょう。

債権債務をどの様に処理すれば、事業を継続できるのかといった知識も教えてくれなかったと思います。

業績が悪化したとき、経営改善に取り組むべく具体的な方法について習われましたか。

ひょっとすれば、資金が不足した場面での資金繰りの方法についてさえ、習得する機会はなかったのではないでしょうか。

習得する機会のあった学問の内容は、基本、ポジティブな方向での知識が中心だったと思います。

たしかに、ネガティブな内容についても、学ぶ機会はあったのかもしれませんが、表面的な知識だけであり、活用できるような代物ではありませんでした。

経営危機での対応というのは、経営学の世界では、この様に全く考慮されていなかったのかもしれません。

しかし、実社会の荒波は、そんな表面的な知識が通用するような生半可なものではありません。

特に、債権債務を処理する場面は、知識と実践のギャップが極端に大きな環境になりますから、散々に翻弄されることになるでしょう。

そんな時、何とかしようもがき苦しみ、通用などしない間違った知識に頼ることになってしまうのではないでしょうか。

 

ご相談しているお客様が、信じられないような言葉を口にされることがあります。

『借入の返済条件など、変更することはできないでしょう・・・』

20年前ならば、まだ理解もできますが、この時代においてもご存じない経営者が少ないというのが現実なのでしょう。

『最後は、破産するしかない・・・』

一番多い、勘違いのパターンでしょう。

弁護士や税理士などの専門家に相談しても、破産しかないと断言されることが多いのです。

専門家は、もっと勉強をして、相談者のための適格なアドバイスをしなければなりません。

『担保を処分すれば、負債はすべて無くなる・・・』

たしかに、残債と比較して担保に余剰がある場合に負債は残りませんが、余剰がなく、担保を処分しても残債が残る場合は、きっちりと請求をされます。

初歩的な知識のように思いますが、この様に捉えておられる経営者は少なくありません。

以前に、担保を処分すれば、負債はすべて無くなる「ノンリコースローン」というのがありましたが、日本の土壌に合わなかったのか直ぐに消えました。

『事業を整理すれば、自宅などの資産は取り上げられ、無一文に・・・』

今でも、当たり前のように、この様に思われている経営者がほとんどではないでしょうか。

現実には、整理や倒産をしても、取り組み方次第で、自宅やその他資産を残せる可能性は十分にあるのです。

 

債権債務を処理する場面においては、他にも、この様な間違った認識は沢山存在するといえます。

怖いのは、その間違った認識により対応をされてしまい、悲惨な結果につながってしまうことです。

実践の場面で通用する、現実の知識さえあれば、展開は大きく変わり、新しい人生が開かれるでしょう。

そして、その知識を得るのは、実は難しくはないのです。

 

 

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