延命の意義・・・
状況を無視して、ただ、経営を維持しようとされる経営者がおられます。
そのために、結果が望めもしないのに、禁断の資金繰り対策を実施されるのです。
その取り組みは、状況をさらに悪化をさせ、全く意味のない延命にしかなりません。
経営の維持が図れないのであれば、経営者として、明日につながる勇気ある決断も必要ではないでしょうか。
状況を無視して、ただ、経営を維持しようとされる経営者がおられます。
そのために、結果が望めもしないのに、禁断の資金繰り対策を実施されるのです。
その取り組みは、状況をさらに悪化をさせ、全く意味のない延命にしかなりません。
経営の維持が図れないのであれば、経営者として、明日につながる勇気ある決断も必要ではないでしょうか。
経営危機の受け止め方や対応の仕方は、経営者のご性格で随分と異なってきます。
経営の破綻が脳裏をかすめるようになると、経営者は様々な取り組みを開始されます。
経営改善への取組みや、資金繰りの確保など、事業を再生させるための対応は多く、経営者は大忙しで自分のことに構っている余裕などないでしょう。
しかし、中には、自分のことだけ考えて、上手くお金や財産などを逃がしたり、次の人生の準備を始められる経営者も少なくありません。
こんな経営者の下で、再生に向けての取組みなどが上手くいくとは思えず、従業員もたまったものではありませんが、経営者は次の人生を確実に確保されるのかもしれません。
中小事業者は、厳しい経営環境に晒され続けています。
コロナウイルス発生から、経験したことのない先の見えない環境で、自らの全てをかけて苦闘されてこられました。
あれから、既に丸5年が経過しようとしているのですが、今年は経営環境も少しは改善をするのでしょうか・・・?
しかし、円安,原材料高,トランプ経済・・・などを考えれば、中小事業者の経営環境はさらに悪化し、資金繰りを改善するような要素が見当たらないように感じます。
丁寧な言葉で、誠意を感じる対応・・・。
交渉相手が、この様な対応をしてくるならば、前向きに取り組むことができるでしょう。
それが、たとえ厳しく難しい交渉の場面であっても、こちらは安心して心を許すのかもしれません。
しかし、金融に関する交渉の場面において、この様な誠意ある対応する交渉相手には注意してください・・・。
よく耳にする言葉なのですが、『債権者の金融機関は酷いのですが、担当者は優しくて良い人なので・・・』というのがあります。
債権者である金融機関とのやり取りのあらゆる場面で、この様な表現をされる経営者は少なくありません。
特に、債権回収が絡む場面になると、債権者の厳しい取り立てに当然のごとく晒されるようになるのですが、担当者は気を使いながら申し訳なさそうな対応をしてくれます。
圧力的な表現をされるだろうと思っていた経営者は、ホッとして、この担当者には安心をされるのです。
こうなると、担当者の思うがまま、成すがままということになるのでしょう。
債権回収は、そんな甘い優しいものではありません。
債権者である金融関係機関の至上命題は、貸付した債権を確実に回収することであり、そのためには何でもありだといえます。
担当者も、その目的を達成するために、最善を尽くしてくるのは当たり前のことでしょう。
ただ、担当者にも、経験や能力の差があり、債務者への対応の仕方も異なります。
経験の浅い担当者なら、債務者の心情など考慮せずに、ただ強引に債権回収を要求してくるでしょう。
しかし、経験の深い手練れの担当者は、債務者を無意味に追い込むような対応はしてきません。
債務者の心情に配慮し、警戒を取り除くような対応をしてきます。
このような担当者であれば要注意です。いつの間にか、とんでもない状況に追い込まれてしまう可能性が高いのです。
詳しい内容は、ホームページをご覧ください,
↓
会社再生・経営危機打開・事業承継オンラインセミナーをご覧ください,
↓
ランキングです クリックして応援してください
↓
ランキングです クリックして応援してください
↓
サービサーについてご存じでしょうか・・・?
サービサーは債権回収の専門会社になります。
平成11年2月にサービサー法が施行され、金融機関がサービサーを活用することで、それまで溜まりに溜まったバブル崩壊後の不良債権が、一気に処理に向かったのはご存じのことだと思います。
金融事故になって不良化した債権を、具体的に回収するプロ中のプロということなのです。
そんなサービサーとの交渉は、当然に簡単ではありません。
しかし、サービサーの特徴や考え方を知ることで、交渉がスムーズになること間違いありませんし、より良い結果を得ることも可能になるでしょう。
サービサーとの対応に悩んでおられる方が、より有利に交渉を進め、最善の結果を得るために知っておきたい情報をご紹介したいと思います。
① 資金的に余裕のない状況、できれば無い袖は振れない状況でサービサーと対応をしてください。
② サービサーは、隙を見せればハゲタカのように攻めてきますから、誠意は見せても能動的な対応は控えてください。
③ サービサーの目的は債権回収であり、債務者が破綻しようが関係ありません。
④ サービサーの、高圧的な回収姿勢,損か得かの判断といった、取り組み方を理解してください。
⑤ 分割での弁済は、結果的に大きな負担を背負います。
⑥ 交渉により弁済される場合は、根拠をもって低額での一括和解を目指してください。
⑦ 債権回収のために訴訟や支払督促等もしてきます。しかし、その後の減額和解も不可能ではありません。
⑧ 最近は、財産開示手続等への取組みも増えてきました。
⑨ サービサーからサービサーへの債権譲渡も珍しくありません。
⑩ 連絡が途絶え、いつのまにか放置されていることもあります。
この様な知識を身に付け、他の債権者とは違うことを忘れないでください。
そして、できれば一括での低額和解を目指されることをお勧めします。
詳しい内容は、ホームページをご覧ください,
↓
会社再生・経営危機打開・事業承継オンラインセミナーをご覧ください,
↓
ランキングです クリックして応援してください
↓
ランキングです クリックして応援してください
↓
中小事業者は、理不尽な理由で経営危機に陥ることが珍しくありません。
自分は、最善の努力で経営をされているのでしょう。
しかし、外部の影響により、経営が悪化してしまうのです。
外部の影響には様々なものがありますが、もっともダメージを受けるのは得意先の倒産ではないでしょうか。
今、これでもかというほどに、中小事業者の経営環境を悪化させる要因が発生をしています。
消費意欲が低下し、販売促進を頑張っても、売上が伸びない・・・
原材料高や経費アップで、利益が確保できない・・・
人材不足で、仕事が処理できない・・・
その他、諸々の外因による業績の悪化には著しいものがあるでしょう。
しかも、雇用賃金は当たり前の様に上昇・・・
中小事業者にとって、本当に厳しい経営環境になってきているのです。
親父は、同居する息子と、できるだけ夕食を共にするようにしています。
その時、息子は、仕事の愚痴をのたまい、弱音を吐くことが多いからです・・・。
二代目として、事業を承継しつつある息子の話を聞きながら、経営者の先輩として親父は、アドバイスを心掛けながらも言いたいことは我慢せずに本音も吐露します。
創業が、いかに大変だったか・・・と。
出来上がった事業を引き継ぐなど、そんな難しいことじゃないとも・・・。