経営を諦めて事業を再生・・・
どんなことがあっても事業は守りたい・・・。
既に、資金繰りが大変な状況になっており、継続は簡単ではありませんが、経営者にとっては事業が人生そのもので全てなのです。
経営者が、この様な意思をもって、何とかしようと打開に向けて取り組まれるのは、その責任を含め高く評価できるでしょう。
しかし、経営者が守りたいのは、現在の会社の経営なのか、それとも事業なのでしょうか・・・。
どんなことがあっても事業は守りたい・・・。
既に、資金繰りが大変な状況になっており、継続は簡単ではありませんが、経営者にとっては事業が人生そのもので全てなのです。
経営者が、この様な意思をもって、何とかしようと打開に向けて取り組まれるのは、その責任を含め高く評価できるでしょう。
しかし、経営者が守りたいのは、現在の会社の経営なのか、それとも事業なのでしょうか・・・。
倒産しても、事業を守りましょう・・・。
経営が破綻したとして、事業を継続できればいいのです・・・。
最近、この様にご説明する事例が増えてまいりました。
これが、政府の主導する、新しい事業再生の形だからです。
再生を目指して経営改善に取り組みました。
経営に不安を覚えたタイミングで、手遅れにならないように着手したのです。
当初は、事業再生の専門家に相談をして、立派な経営改善計画が作成していただきました。
経営者である以上、現在の経営形態で事業を維持するというのは、最優先の取り組みであり目標だといえるでしょう。
そのために、業績が悪化した場合などは、再生を目指して経営改善に取組むことになります。
しかし、経営改善は、簡単な取組ではありません・・・。
経営改善は、必ず成功するものでもありません。
優先して経営改善に取組むことは大事ですが、経営者としては、経営改善を失敗したときのことを考えておく必要もあるでしょう。