久しぶりに、お客様から、私の仕事と整理屋の仕事との違いについて質問をされました。
以前は、私腹を肥やす悪徳の倒産屋や整理屋と、同じように捉えられることも多かったように思います。
表面的な業務内容だけを見れば、たしかに似通ったところがあるのかもしれませんが、実際の業務内容は全く異なり、共通するところなど全くありません。
整理屋などと間違われないため努力もしてきましたが、何もご存じないご相談者に、最初から理解し信用をいただくのはなかなか難しいようです。
私のお客様である、中小零細事業の経営者は、経営危機の打開を目指して、事業の破綻や人生の終焉と背中合わせで頑張っておられる世界です。
そんな瀬戸際の環境で、経営者の人生の確保を最優先のテーマにして、今でも『ホワイト』と『グレー』の境界に翻弄されながら、自分なりにホワイトであるとのロジックを確保して、経営者にコンサルティングをしています。
過去に、債権者側の弁護士から『整理屋』と罵倒をされたこともあります。
整理屋と間違われることは、不愉快この上ないことではありますが、専門家として何を優先すべきかと考えれば、経営者を救えることのできる整理屋でも構わないと割り切り、今まで続いてきたのかもしれません。
ただ、色んな事業再生の専門家に相談をされ、何の解決もできないまま有り金を吸い上げられた経営者が、行き場を見失ってから(しかたなく・・・)私のところにご相談に来られる事例も増えています。
そんな案件に限って、もう少し早く相談に来ていただいたら・・・とか、資金繰りが、もう少し確保できていたなら・・・、もっと良い結果を得られたという内容がほとんどで、歯噛みしたことが少なくありません。
しかし、結局は、経営者に早い段階で相談に来ていただくことのできなかった弊社に問題があるのだろうとも思います。
経営危機に陥った経営者は、藁をもつかむ思いで相談先を探されるのですから、外形上において納得のできるところに相談に行くというのが当たり前なのでしょう。
その点において、弊社は劣っていたということになってしまいます。
中小零細事業者から、整理屋と間違われないため、そして信用を得るために、弊社も努力はしてきたつもりです。
その最たるものが、ホームページになるでしょう。
他の同業者に比べると、ホームページの情報量はけた違いになっていると思います。
こんなに広範囲に深くまで情報開示をし、しかも無料にして仕事になるのかと心配していただけるぐらいに、様々な情報を提供しています。
情報が商品となる仕事ですから、多くの情報を無料で提供するというのは問題があると思われるかもしれませんが、実は基本としての情報だけ提供しており、ご相談者に知識として身に着けてもらった方が都合の良い情報ばかりですから問題はありません。
何よりも、情報開示量が多いことに、ご相談者に驚いていただき、そのことが信用につながることが大事なのです。
そして、倒産屋とか整理屋とかに間違われないために、専門家としてしっかりとした情報を提供する必要があるのだと思います。
この仕事は、なかなか信用を得られるものではありません。
しかし、実情を正確に把握することが前提の仕事でもありますから、信用してもらわないと成り立たない仕事でもあります。
これほど、入り口の小さな仕事はないようにも思いますが、信用を得るため、入り口を広げる努力は続けなければなりません。
何か、画期的なアイディアがあれば、是非、ご教授ください。
詳しい内容は、ホームページをご覧ください,
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