毎日、当たり前の様にパソコンを開いて仕事を始めます。
最新の情報がネットから簡単に手に入り、最近は辞書を開くことも無くなってしまいました。
そのネットワークや能力はますます磨きがかけられ、瞬間で得られた情報で効率的な処理が可能になり、仕事のペースは格段に向上したように思います。
しかし、我々は、何か大きく大事なものを、置き忘れてきたのではないでしょうか・・・。
ネットの発展は、我々に多くの便利を与えてくれていますが、同時に弊害をもたらしていることも間違いないでしょう。
今まで、特殊な知識を持って特別視されてきた専門家も、至難の時代へ追いやられようとしています。
現実に、我々のご相談者についても、玄人はだしの知識を持たれた方が随分と増えてこられました。
多くのご相談者は、ネットなどにより経営危機についての基本的な知識を得られてから、ご相談に来られるようになってきました。
中には、専門家レベルの知識を持たれた方も珍しくありません。
特に、ご自身の興味のある内容について、ネットなどで深く掘り下げて調べて勉強されて来られますから、我々もウカウカできないのです。
専門家として、その知識に脱帽することさえ珍しくありません。
ただ、それらの知識は断片的なのです。
全体を統括的に俯瞰した、バランスの取れた知識でないことが問題になります。
判り易く表現すれば、現場を理解していない机上の空論といえるのでしょうか・・・。
たしかに、ここまでの知識があれば、ある程度の検討も可能になるでしょう。
しかし、経営危機での知識は、点や線の断片的な深い知識よりも、少し浅くても全般的な面としての知識が求められます。
経営危機の現場で何か対策をしようとすれば、違うところで問題が発生することが少なくありませんから、面として押さえていくことが求められるのです。
また厳しい状況で、目的を達成しようとすれば、全てを叶えるのは不可能であり諦めたり割り切って対応することも必要になります。
可能性の低いリスクについて不安を抱いたり、まだまだ先の話なのに早くから心配したりしても意味がなく、リスクについても十分に理解したうえでスルーすることも必要になってくるでしょう。
ネットでの経営危機の知識は、実務や現実を無視したものが少なくありません。
せっかく取得した知識が机上の空論とならないように、全体に配慮してバランスよく身に着けて、可能性の低いリスクに対して過度に反応しないよう、割り切って捉えて対応することが必要なのだと思います。
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