どんなことがあっても事業は守りたい・・・。
既に、資金繰りが大変な状況になっており、継続は簡単ではありませんが、経営者にとっては事業が人生そのもので全てなのです。
経営者が、この様な意思をもって、何とかしようと打開に向けて取り組まれるのは、その責任を含め高く評価できるでしょう。
しかし、経営者が守りたいのは、現在の会社の経営なのか、それとも事業なのでしょうか・・・。
経営と事業とは、同じものと思えますが、異なったものだと考えてください。
会社という器の中で、事業が展開されていると捉えれば判りやすいでしょうか。
会社の経営が悪化して再生困難に陥れば、経営破綻で倒産をすることになりますが、これは古い捉え方だといえます。
会社の経営が悪化すれば、中身の事業を抜き出して、事業譲渡などにより再生をするというのが新しい捉え方になります。
これが、新時代の事業再生ということになり、その代表的な取組が第二会社方式ということになります。
現在の経営形態での継続を諦め、第二会社方式等の別の経営形態で事業の維持・再生を目指すには、『有望事業』と『資金繰り』の確保が絶対条件になります。
有望事業とは、今後も安定的に収益確保を期待できる事業のことになります。
現事業体では、他の不採算事業や過剰債務により業績や資金繰りを確保できませんでした。
しかし、有望事業だけ抜き出して事業譲渡すれば、収支が確保できて価値を発生させられることになるでしょう。
ただ、第二会社方式などに取り組むには、再生を目指して事業を譲渡するまでの資金繰りを確保しなければなりません。
別の経営形態に事業を移すわけですから、作業は簡単ではなく一定の期間が必要となり、業績の厳しい環境でその間の資金繰り確保が必要となるのです。
事業を譲渡するには、専門家活用などの高額費用も発生しますが、その理屈を理解して資金繰り確保を図ってください。
通常の経営でも必要なことなのですが、経営が厳しく様々に制約を受ける状況においては、その意味合いや可能性を理解して取り組むことが不可欠となります。
『有望事業』と『資金繰り』の確保ができれば、別形態での事業維持・再生が夢ではなくなるのです。
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