売上よりもEBITDA・・・
コロナ後の経営環境においては、EBITDAを頭に入れて取り組む必要があるのかもしれません。
EBITDAとは、『企業の稼ぐ力』という意味になります。
計算式もいくつかあり、『税引き前利益+支払利息+減価償却費』もしくは『営業利益+減価償却費』で計算をされることが多い様です。
要は、本業でどれだけ稼いだのかという指標であり、本業でのキャッシュをベースとした収益力の比較ができることになります。
経営の目的である『利益の確保』について、具体的に確認できる指標ということなのです。
事業者としては、どうしても売上に業績を直結させてしまう所があります。
しかし、現在の環境は、コロナ終息で売上は拡大傾向なのに、原材料高などにより利益が大幅に減少している状況ではないでしょうか。
経営環境の変化が、収益構造を一変させてしまったのです。
この様な傾向は、今後も継続しそうですから、売上高を追及した経営をしても意味がありません。
これからは、企業の稼ぐ力である『EBITDA』を追求した経営をされるべきだと思います。