事実上の金利引き上げ、金融緩和を修正へ・・・
ついに、頑なだった日銀も、金利引き上げに舵を切りました。
長期金利の上限を０．２５％から０．５％程度に引き上げたのです。
日銀は、様々な理由を付けていますが、事実上の金融緩和の縮小であり、金利の引き上げとなります。
世界的なインフレや利上げなど、金融緩和縮小の理由は今さら言うまでもありませんが、問題は中小事業者にどのような影響が出てくるかということでしょう。
既に、長期金利は急上昇しており、借入金利や住宅ローン金利が上昇するのは間違いありません。
今後、経済活動が抑制される中で、借入なども難しくなり、景気は更なる悪化局面に陥ることが予想されます。
あまりにもタイミングの悪すぎる利上げとなり、インフレが抑えられるかも疑問であり、最悪のスタグフレーションになる可能性が高いように思います。
中小事業者は、資金繰り確保を最優先に、褌を締め直して経営に取り組んでいただく必要があるでしょう。