事業再生が激変する・・・
コロナ終息後に向けた異常な状況に、政府も、ようやく気が付いたのかもしれません。
このままでは、中小事業者の資金繰りが極端に悪化し、膨大な不良債権処理が発生すると認識をした模様なのです。
この、キリキリのタイミングで、コロナ終息後の経済復興に向けて、具体的に動き出すことができました。
そのキーワードは、『債権放棄』。
本年3月に運用開始となった『中小企業の事業再生等にかかわるガイドライン』の主要テーマは債務の減免。
それに続き、この10月末を目途に、総合経済対策の中で『私的整理円滑化法』の策定を目指すことになりました。
この私的整理円滑化法でも、債権放棄が主要なテーマとなり、全債権者の同意なしで、債務の圧縮を伴う私的整理に取り組めるようになるとのことです。
事業再生への取組みが一気に変化し、債権放棄・債務減免が当たり前の手続きになる可能性があります。