僅かでも借金・・・
30万円の借金でご相談をいただきました。
コロナ禍で派遣切りをされて、仕事を失い、収入を失って、カードローンの返済ができなくなって金融事故になったとのこと。
その後、遅延損害金もとられて、債務額は40万円を超えて、サービサーに債権は譲渡されました。
そのサービサーから訴状が届き、裁判になったことを知って、どうすればいいのか悩んでおられます。
現在も無職で、資産などは何もなく、生活さえも厳しい状況が続いており、返済したくても返済などでできない状況だということです。
まさしく『無い袖は振れない』状況で、慌てる必要など何もありません。
答弁書だけは誠意をもって処理し、後は対応できることもなく流れに身を任せるしかないでしょう。
ご本人も、返済せずに放置するといわれており、現状として、これが最善の対応方法だといえるでしょう。
しかし、債務の総額は40万円強だけなのです。
何千万円も債務があれば、頑張っても返済は叶わないかもしれませんが、40万円は、頑張れば十分に返済が可能な額ではないでしょうか。
僅か40万円であり、これで、人生を狂わせたままにするのは余りにも惜しいように思います。
今は、環境が難しく、生活も厳しいかもしれませんが、仕事を見つけて収入を得てください。
そして、放置をし続けるのではなく、僅かずつでも弁済し、健全な信用を取り戻すべきではないでしょうか。
私が、この様なことを申し上げるのは方向が違うのかもしれませんが・・・。