事業を継続する意義
事業の継続が最優先
経営危機において、今後の会社の展開を検討する時、当然に事業の継続を最優先に検討すべきでしょう。 再生が出来て事業の継続が可能であれば、金融機関を始め従業員や取引先などの関係者に迷惑を掛けずに済むのですから、事業継続にはこだわるべきです。 ただ、常に冷静に状況を確認しながら、事業継続を諦める場合には、そのタイミングを間違わないでください。
経営者の責任
事業の継続について、経営者は責任を持たなければなりません。 中小零細企業において、会社の方向を最終決定するのは経営者ですし、経営者さえ諦めなければ倒産も簡単に出来ないのですから、事業の継続について経営者は固執して対応すべきでしょう。それが従業員や取引先の雇用と経営と生活を守ることになりますから、経営者の責任なのです。
再生をあきらめない
事業の継続が不可能だと判断しても、事業の再生まで諦める必要はありません。 経営者には、従業員や取引先を守る責任があるのですから、その基本となる事業にこだわらなければなりません。継続が不可能でも、優良な部門や得意先、または特殊な資格や特許や営業権を活かし、形態を変えてでも事業を守ってください。