金融事故後の放置・・・
『無い袖は振れない・・・』とは、お金に関して使われる言葉で、お金がなければ、出したくても出せないという意味になります。
着物を着て、袖を振ろうと思っても、袖がなければ振れないというところからきた言葉で、借入金を返済する場面において、返済したくても、返済できる資金がなければ返済できないということです。
債権を回収しようという場合は、債務者が無い袖は振れない状況で、支払うべき資金や資産を持たなければ、債権の回収はできないということになります。
任意整理において、無い袖は振れない状況になって整理を図る場合など、金融事故になった後にどの様な対応がなされ、債務者としてどうなっていくのか・・・不安であると共に、反面、興味深いところではないでしょうか。