最高ではなく最善・・・
目標を立てるには、幅を持たせることが大事ではないでしょうか。
1つの数値的な目標ではなく、ここまでは許容範囲だという幅のある目標であれば、取り組み者は精神的に楽になります。
限定した高い目標を設定し、それを達成するというのは現実的に困難でしょうし、あくまでも計画であり予測なのですから、その結果にブレが発生して当たり前ではないでしょうか。
そのブレを、当初から目標に織り込むことで、より良い結果につながるように思います。
目標を立てるには、幅を持たせることが大事ではないでしょうか。
1つの数値的な目標ではなく、ここまでは許容範囲だという幅のある目標であれば、取り組み者は精神的に楽になります。
限定した高い目標を設定し、それを達成するというのは現実的に困難でしょうし、あくまでも計画であり予測なのですから、その結果にブレが発生して当たり前ではないでしょうか。
そのブレを、当初から目標に織り込むことで、より良い結果につながるように思います。
金融事故になると、債権者の金融機関などは、当然に債権回収をしてくる様になります。
金融のプロとして、手練手管を屈指し、少しでも多く債権回収をしようと必死に取り組んでくるのです。
その様な手段の中で、口頭もしくは文書による債務者への『督促』は、あまり効果的ではないといえるのかもしれません。
しかし、その中で唯一の例外ともいえるのが、『法的手続きに着手します』という表現を使った督促になるでしょう。
『債権者金融機関からの脅し』という表現、それは間違っているだろうとご指摘を受けたことがあります。
以前、ブログに書いた内容なのですが、契約通りに利払いができなくなったご相談者が、銀行の担当者から『このまま利払いができないと、大変なことになりますよ・・・』と通告されたのです。
こんなことは、よくある話であって、担当者にすれば利払いをしてもらうためと、金融事故にしないためなどという目的があったのかもしれません。
しかし、その言葉を投げかけられた債務者にとっては、不安を煽る脅しにしか聞こえないと思います。
事業再生と経営危機打開のコンサルタント、よく似ているようですが、大きく異なることが少なくありません。
事業再生コンサルタントというのは、世の中に沢山おられ、事業者の再生に向けて経営改善などについてのアドバイスをされています。
ところが、経営危機打開コンサルタントというのは、世の中にあまりおられず、どんな仕事なのか判り難いところがあります。
しかし、コロナ後のゼロゼロ融資の弁済などの問題に悩む中小事業者にとって、本当に必要なのは経営危機打開についてのアドバイスなのかもしれません。
今さら、言うまでもありませんが、中小事業者にとって、金融機関との付き合い方は重要です。
事業を維持するためには資金繰りを確保する必要があり、その手段の一つとして、金融機関からの借入は欠かすことは出来ません。
経営者として、金融機関の預金口座残高は、常に余裕のある状況にしときたいものなのです。
では、その預金口座は、どの様に管理し活用をされているのでしょうか・・・。
人権を盾にとって、ものを言おうとしているわけではありません。
どんな状況においても、守られなければならない最低限の人権というものが存在すると思います。
たとえ、それが返済できなくなった借入金の債権回収であろうとも、人権を犯してまで実施できるものではありません。
しかし、現実には、債権回収の前に無視されてしまう人権は少なくないのです。
当然だと思っていたことが大間違い、常識と信じていたことが通用しなくなってきています。
世の中の様々なこと、身の回りの雑多なことが、コロナウイルス禍の環境に合わせて変化をしてしまっているのです。
それはビジネスの世界においても、債権処理の世界においても同じこと、いや、それ以上に進化をしようとしています。
特に、『事業再生』についての変化は劇的で、その定義さえも覆そうとしているのかもしれません。
私のお客様は、ご相談をいただいている経営者です。
経営されている会社ではなく、経営者の今後の生活や人生にウエイトを置いたアドバイスをさせていただいています。
そのため、経営者個人の将来にプラスだと判断すれば、事業譲渡などを経て、会社の継続を諦めることもあります。
この様なやり方は、事業再生というテーマからはなかなか理解されない様で、問題視されることも珍しくありません。
なぜか、儲かりません。
コロナの行動制限の解除等が実施され、人の流れは確実に戻りつつあるのに、どうなっているのでしょうか・・・。
経営者の感覚としては悪くないのですが、業績としての結果の数字が、あまりにも違いすぎているのです。
十分な経験と実績をもつ経営者の、その感覚さえも大きく狂わせてしまう、何かが起こっているのでしょうか・・・。
経営者ならば、高金利の借入が、経営に取り返しのつかないダメージを与えることは、誰もがご存じだと思います。
ましてや、資金繰りのために高利の借入をするなど、ほぼ自殺行為だといえます。
ところが、そんなことは判っていても、何とかなると思って借りてしまうのが、資金繰りの怖さだといえるのでしょう。
今、その高利借入が、ファクタリングという呼び名になって、多くの中小事業者を侵食しようとしているのです。