コロナウイルスは、安部首相にとって救いの神だったのかもしれません。
もしもコロナウイルス騒動が無くても、日本の景気は、アベノミクス景気が実質的に破綻状況となっていることや、あの10月1日に強引に消費増税を実施したことにより、随分と落ち込んでいたはずなのです。
そして、安倍首相や内閣は、景気悪化を引き起こした責任により、厳しい追及に晒されるタイミングだったのではないでしょうか。
しかし、アベノミクス破綻も消費増税による景気悪化など話題になることもなく、新型コロナウイルスを原因とする未曽有の環境悪化に世界が覆い尽くされてしまっているのです。
本当に、凄いことになってきました。
新型コロナウイルスの蔓延の件ではなく、政府が矢継ぎ早に繰り出す対策に驚いているのです。
国民生活の確保を最優先に考え、政府はリアルタイムに様々な施策をうっています。
この環境を考えれば当然のことなのかもしれませんが、そのタイミングやスピード、そして施策の徹底した内容など、その取り組み方が今までにない凄さなのです。
バブル崩壊経済の時やリーマンショック不況時における政府の対応と比較すれば、今回は政府の姿勢が全く違うように感じられないでしょうか。
政府という存在意義と、その力の強烈さを、まざまざと実感させられている様に思います。
中小事業者の支援に限定しても、考えられるあらゆる手段を、最大限に実施しようかという勢いです。
潰さないことを最優先に、とにかく事業が維持できるようにと、資金繰りを確保するための施策がてんこ盛りで用意されています。
しかも、日々、内容がバージョンアップされていますから、驚くしかありません。
与信や審査も、この様な環境ですから、実施的に大きく緩和されている様な状況であり、売上の減少に悩む中小事業者にとっては有難い限りだと思います。
今回の新型コロナウイルスに対する政府の姿勢は、過去の不況時とは全く異なり、先手を取るぐらいに前向きであり、妙に能動的に感じてしまいます。
とにかく、今のこの苦境を切り抜けるためには何でもありで、考えられるあらゆる手段を講じようとしている様に思えます。
ひょっとすると、その先のことなど、あまり考えていないのかもしれません。
今を切り抜けることを優先しているのでしょうが、手をこまねいてしまえば、瞬時に多くの中小事業者が経営破綻するでしょうから、この姿勢は、仕方がないというよりも、不可欠なのかもしれません。
今、この瞬間、多くの中小事業者が、厳しい経営状況に追い込まれていることだろうと思いますが、 では、この環境において、我々は、どの様に取り組めばいいのでしょうか。
景気は、極端に悪化していますが、金融環境も劇的に変化しているという現実を、まず理解する必要があるでしょう。
以前より資金繰りの厳しい事業者も含め、今まで経験したことのない金融環境の中におり、融資などが容易になって資金繰り確保の可能性が高くなっているのです。
この環境で、我々事業者が考えるべきことは、どんなことをしても資金繰りを確保して、絶対に生き残るということしかありません。
その為に、何をすべきかというと・・・
① リスケジュールの徹底活用
② セーフティーネット貸付・緊急対応融資(日本政策金融公庫)の徹底活用
③ セーフティーネット保証(信用保証協会)の徹底活用 (できれば4号)
④ 雇用調整助成金の徹底活用
この4点のどれかではなく、4点すべてに同時に取組むべきでしょう。
全く先の見えない不況ですから、資金繰りには余裕を持ちたいものです。
その為には、まず資金を確保すべきということで、あらゆる可能性にチャレンジしなければなりません。
そして、資金繰りの鉄則である、無駄な資金流出の抑制を徹底的に図ることが求められます。
そのために、上記4点が不可欠なのです。
もうひとつ、現状における資金繰りにおいては、今までの常識を忘れる必要があります。
今は、稀に見る『有事』であり、そのための知識が必要なのです。
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