世界大恐慌なのか・・・


さすがに、10日間の長期連休は、長すぎたように思います。

日本は連休でも、海外の経済は活動を続けていましたから、何か大きな出来事が発生すれば、日本での対応は大変なことになっていたと思います。

このGW10日間に、株価が暴落しても、債務担保証券(CDO)が破綻しても、何が発生しても不思議ではないというタイミングだったのではないでしょうか。

幸い、大きな経済的な事件もなく、10日間のGWは終わろうとしていましたが、最終日に驚くべきニュースが飛び込んできました。

 

私は、根っからの貧乏性なのかもしれません。

子供の頃、勉強が大嫌いで、遊ぶことばかり考えており、日曜日や祝日が大好きだった私でした。

それなのに、休日にのんびりできないのです。

今回も、長期で休もうと考え、出来るだけ仕事の予定を入れないようにしました。

自宅の、大きな模様替えなど、プライベートの予定をいっぱい入れたつもりでした。

しかし、それでも、のんびり休めず、ついつい会社に顔を出してしまう悲しい性、根っからの貧乏性なのでしょう。

大学を卒業し、父親の経営する会社に就職しましたが、当時、後継者候補の私が休めるのは、月に3~4日ほどしかありません。

そんな僅かな休みでも、少しでも会社に顔を出さないと不安になるという癖がついており、仕事のことを忘れて休めるというのは、年に数日しかなかったように思います。

その癖は未だに残っており、休日に家でのんびりするのが苦手なのです。

そんな私に、10連休は長すぎたようで、長期連休を楽しむと自ら言い聞かせていたずなのに、何度も会社に顔を出してしまいました。

お客様から電話をいただくわけでもなく、たいした用事があるはずもないのに、休日、無駄に会社に顔を出さないと落ち着かないというのは、中小企業経営者に多く見られる貧乏性という悲しい性なのかもしれません。

 

よし、明日からは日常に戻り、頑張るぞと思った矢先の昨日6日、気にかかるニュースが飛び込んできました。

世界経済に大きな影響を与えようとしている、アメリカと中国の貿易戦争に関するニュースです。

アメリカのトランプ大統領が、中国からの22兆円相当の輸入品に対する10%の追加関税率を、10日に25%に引き上げると表明したのです。

昨年12月と本年3月の、米中通商協議等により10%に据え置かれていた関税率が、当初予定の25%まで引き上げられるということになります。

さらにトランプ大統領は、これまで追加関税を課していない3250億ドルの中国製品についても、近いうちに25%になるとツイッターに投稿したといいいます。

米中貿易戦争は収束に向かっているはずだったのに、突然にこの様になった理由は、貿易戦争終息に向けての中国側の対応があまりにも遅いということだそうです。

もっとも、これはトランプ大統領得意の交渉術で、8日からワシントンで行われる予定の閣僚級の協議において、中国側に強く譲歩を迫るためだといわれています。

しかし、中国側はこれを受け、なんと、閣僚級協議の中止を検討していると報じられていますから、まさしく一触即発状況になってしまったといってもいいでしょう。

どちらかが、大きく譲歩しなければ、落し処の見つからない状況になろうとしているのですから大変です。

アメリカと中国の貿易戦争がこのまま本格化してしまえば、既に体力を消耗させつつある世界経済は、厳しい局面に追い込まれるのではないでしょうか。

米中貿易戦争が本格化すれば、世界的な株価暴落や、サブプライムローン以上の規模となっている債務担保証券(CDO)の破綻を誘発するのも必然だろうと思われます。

その時には、2大経済大国であるアメリカと中国の経済は、疲弊しきっているという状況でしょうから、まさしく未曽有の世界大不況ということになっていくのでしょう。

記憶に新しいサブプライム問題からのリーマンショック前夜よりも、今は、はるかに危険な状況にあるといえるのかもしれません・・・。

 

 

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