経営不安は払拭できる・・・


経営危機での大敵は、目に見えない不安だと思います。
しかも、その不安は、何の根拠もない不安なのですが、日々増殖を続け、経営者の気持ちを押しつぶそうとしてしてきます。
そうなると、経営者はまともな思考ができなくなり、全てをネガティブに捉えようとしてしまい、状況をさらに悪化させてしまう可能性があると思います。
そんな最悪の状況にならないためには、まず不安を払拭することが大事なのですが、実は、そのための特効薬が存在す
るのです。
不安があれば、なかなかポジティブな気持ちにはなれません。
先の読めない経営危機などといった状況では、答えの見つからない不安に押し潰されそうになりますから、尚更なのかもしれません。
たちの悪いことに、その不安は増幅をしていきますから、精神は苛まれてさらに経営環境を悪化させることになってしまう様なのです。
このたちの悪い不安、実は、払拭するのはそんなに難しくはありません。
ご相談者と初めてお打ち合わせをするとき、何故、この様な厳しい経営状況になったのか、その理由をお伺いいたします。
すると、多くのご相談者は、
   仕事が減らされて・・・とか
   得意先の発注単価が厳しくなって・・・だとか
   金融機関が融資をしてくれないから・・・などと
この様な、他人任せの無責任な言い訳?・・・理由を述べられるのです。
受け身の立場に終始する捉え方をされていますから、自ら問題を解決しようとする能動的な行動に繋がっていません。
本来であれば、仕事が減ったのなら他で新たな仕事を探すとか、発注単価が安くなったのなら原価を抑えるとか、新規融資が受けられなかったら支出を抑えたり他の手段で資金確保をしたりとかするべきでしょう。
たしかに、建て前的な対応はされているのかもしれませんが、根本的に解決しようという責任ある対応はされていないことが多いのではないでしょうか。
この様な姿勢は、非常に無責任に感じてしまいますが、実は、不安に翻弄されて、責任のある対応をとる余裕を喪失しているのかもしれません。
何とかしなければならないと判っていても、日々、厳しくなっていく経営状況に不安が増幅し、前向きに取り組む余力を喪失してしまっているといえるのです。
こうなってしまうと、経営危機は、打開するどころか、悪化するしかなくなってしまいます。
経営危機を打開するにおいて、本当に大事なことは、ポジティブに取り組むことだと思います。
気持ちを切り替え、前向きに取り組むことか出来れば、経営危機を打開するのはそれほど難しくはありません。
当然、不安を取り除き、気持ちを切り替えるというのは簡単ではありませんが、副作用のない特効薬があります。
それは、経営危機での知識を持ち、今後の展開を予測するということです。
不安の原因は、今後どうなるのか判らないという知識不足ですから、まずは最低限の知識を身につけてください。
そして、その身につけた知識を前提に、今後の展開をシミュレーションするのは難しくありません。
事業や人生の将来についてシミュレーションすることができれば、『何とかなる』ということが判るでしょう。
ご自身の力で、十分に対応可能なことが理解できるはずなのです。
どうなるか判らないという不安が、何とかなるという安心に代わりますから、これで、あのたちの悪い不安は、ほぼ払拭できたことになります。
不安が無くなれば、本来の業務にまい進できることになるのは当然です。
ひょっとすれば、苦労して大きな不安を払拭した経験がありますから、今まで以上に、前向きに業務に取り組むことが出来るのかもしれません。
中小企業の経営者は大変です。
仕事に対して、オールマイティーでなければなりませんし、全ての責任を取らなければならないのです。
借入についても、代表者というだけではなく、保証債務者として個人的に最後まで責任をとる必要があります
たとえ、会社の経営が破綻しても、個人としての責任が免除されるわけではありませんから、その責任の重さは無尽だともいえるのです。
中小企業の経営者とは、いったい何なのでしょうか・・・。

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