自らも変化する・・・


家庭菜園に向かう朝、凍らせたスポーツドリンクを持って出たのですが、日が暮れるころになっても、氷が残っています。

少し前までは、昼過ぎには全て溶けて、飲むと温くなっていたものです。

季節が、いつのまにか移ろったようなのですが、この季節の変化に合わせて、変えなければならないことは少なくありません。

環境が変われば、それに合わせて変化することは当たり前のことで、意識してでも変化をしないと、適合できずに取り残されてしまうかもしれないのです。

 

毎週、日曜日になると、朝早くから家庭菜園をしていますが、いろんな面で健康に良い趣味になります。

有機肥料で無農薬栽培を基本にしていますから、食の健康面においては完全です。

普段は眠ったままの筋肉を使い、たっぷりと汗を流しますから、体の健康にも抜群でしょう。

そして、綺麗な空気と緑溢れる時間は、都会の雑踏に麻痺しそうな精神を癒し、心の健康を守ってくれます。

しかも、たっぷりと野菜を持って帰れますから、奥様にも家庭菜園は大好評で、趣味としては最高ではないでしょうか。

ただ、真夏の家庭菜園は大変です。

夏場は、野菜の最盛期で作業はタップリとあり、一週間も間が空けば雑草がぼうぼう状態で、その処理に費やすカロリーは大変なものになります。

流れ出る汗で、頭から水をかぶったような状態になり、のどの渇きも半端なものではありません。

家庭菜園を一日しようとすれば、大量の水分を摂取することがせ必要で、500mlのスポーツドリンクがペットボトルで5~6本は必要でしょうか。

ぬるいのは美味しくありませんから、氷代わりに2本ほどはキンキンに凍らせて持っていくのですが、真夏ですと昼過ぎには溶けてしまいます。

ところが、夕方になっても解けません。

10月の初頭では、3時過ぎには解けて温くなっていましたが、夕方になっても半分ほどは凍ったままなのです。

たしかに、この2~3週間で涼しくなり、随分と作業もし易くなりましたが、それほど気温が変わっていたとは驚きです。

つい先日まで、クーラーをつけなければ寝苦しかったのに、いつのまにか掛布団が恋しい季節になっていますから、この僅か1か月弱における気候の移ろいは大きいのでしょう。

電車に乗っても、咳をされる方が増えていますから、この急な気候の変動に体を合わせることが出来なかったのかもしれません。

急激に環境が変化すると、色々と合わせるのは大変なようです。

 

経営危機の場面においても、環境は突然に大きく変化しますから、その変化に合わせて変化することが必要になります。

特に、日常の生活については、意識して変化することが求められるのかもしれません。

経営者は、健全な経営をしているときには、海外旅行や外車,高価な装飾品や豪華な食事など、贅沢な暮らしを過ごされていたと思います。

金回りの良かった頃には、当たり前の様なことであり、問題にもならずこれで良かったのかもしれません。

しかし、資金繰りが悪化して経営状況が厳しい状況になってしまったり、実際に事業を整理したような場合には、今まで通りの生活で過ごすわけにはいきません。

生活の糧である収入が減少するのですから、今までで通りの生活など出来るはずはなく、環境に合わせて生活も変化させなければならないのですが、これが簡単なようで簡単ではありません。

身に染み付いたものがあり、人としてのプライドなどもあり、判っていても、変えられないことが多いようなのです。

しかし、ここは大事なところであり、変えなければ、生活が成り立たないのですから、しっかりと意識して変えていく努力が求められます。

借入金の返済猶予をしているのに、高級外車など乗っておられる経営者もおられますが、これはとんでもない話です。

そんなことしていれば、資金繰りが改善しないだけでなく、従業員の協力も得られなくなり、何よりも金融機関などから相手にされなくなってしまいます。

環境の変化を理解できず、対応する術も持たない経営者なのでしょうが、馬鹿なブライドや、意味のない見栄など、一番に捨て去る意識が必要だと思います。

ただ、全ての贅沢を捨て去れとはいいません。

経営危機は、経営者にとって大きなプレッシャーの中でストレスが溜まるものです。

そんなストレスに経営者が押しつぶされてしまえば、前に進まなくなってしまいますから、ストレスを発散するための贅沢は必要だと思います。

それが、お酒なのか、趣味なのかは判りませんが、それで問題が解決できれば安いものではないでしょうか。

 

 

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