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地方銀行連合の再生ファンド・・・


 

世の中、コロナ支援策の後遺症対策として、具体的な取組みが活発化をしています。

政官民が、試行錯誤をしながら、効果的な救済支援策を模索していますが、結果の期待できる施策は未だ見つかっていません。

その様な状況下で、地方銀行も企業再建を目的として、再生ファンドの活用に向けて連合を組むことになったそうです。

横浜銀行や福岡銀行,北陸銀行などの地方銀行が全国で15~20社程度連携し、企業再建ファンドを立ち上げるとのことです。コロナ禍で過剰債務を抱えた企業に対して、直接的な資金支援を実施して再建を目指し、規模は最大200億円程度になる見通しだといいます。

企業の経営実態に精通した地方銀行ですから、大いに期待したいところですが、規模があまりにも小さすぎるのではないでしょうか。20行が参加すると、1行辺り10億円程度の規模しかありませんから、いったい何社の企業を対象に考えているのか疑問です。

しかし、この様な取組みは様々に拡大をしていくと考えられますので、再生を目指している事業者は、情報取得に努める必要があるでしょう。