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資金繰りが悪化した
給与が払えない、取引先の支払いが足りない、銀行に返済できない、ひょっとすれば手形が不渡りになるかも・・・資金繰り悪化が現実になってしまった。そんな時のとっておきマニュアルをご紹介します。
1.銀行への返済が足らないので、新たに融資してもらっていいですか?
 
  返済のための借入は、経営危機への入り口です。基本的には、返済目的の新規借入は避けるべきだと思います。
ただ例外として、返済原資となる入金が返済日に間に合わなかった場合には、一時的に借りるのも方法かもしれません。
2.新規の融資が無理な場合はどうすればいいのですか?
 
 

新規の融資を断られるということは、実体として債務超過に陥っていると金融機関が判断していると考えるべきです。
新規融資が無理ならば、現状の資金で資金繰りをするしかありません。もし、これで資金繰りが成り立たない場合は、腹をくくって次のステップに移る準備を進めるべきです。

3.返済できない場合はどうすればいいのでしょう?
  金融機関から借入をした以上、返済余力が有れば返済するのは当然のことです。しかし、返済余力が無いのに、返済を優先して続けていればいずれは倒産してしまいます。
返済余力が無い場合は、素直に金融機関と交渉して返済条件の変更(リスケジュール)を求めるべきです。
4.債権者にも種類があって、優先すべき順位がありますか?
  債権者と言えば、どうしてもお金を借りた相手を思い浮かべがちですが、債権者には従業員や取引先等の支払いを必要とする相手も含まれます。
経営者として優先すべき順位も当然にあり、@従業員 A取引先 B金融機関の順で考慮すべきだと思います。従業員は給与で生活しており、この給与が得られなければ生活ができません。取引先も、入金が無ければ倒産するかもしれません。でも、金融機関は貴方から返済されないからといって経営が傾くとは考えられませんからね。
5.得意先への支払いが足らない場合はどうすればいいのですか?
  取引先の経営状況にもよりますが、金融機関と違い難しいと考えてください。
建設業界などで、強引に値引きや支払延期を一方的に通達する会社がありますが、信用不安を広めてしまう可能性があり得策とは言えません。
余裕のある取引先に、手形のジャンプか支払延期を素直に依頼するしかないと思います。ただ、留意すべき事項もありますので注意してください。
6.会社の営業はどうすればいいですか?
  どんなことがあっても経営は維持して、断固として黒字を達成してください。
経営者が諦めてしまわない限り、案外と経営は維持できるものです。黒字さえ確保できれば、事業の再建の可能性は高いと考えてくだい。
7.金融機関への返済が遅れた場合はどうすればいいですか?
  返済が1回遅れたぐらいでは、債務者としてのランクが少し下がるぐらいで大きな問題にはならないと考えてください。
ただ、放置しておくのは問題があり、できるだけ早く説明に行く必要があります。
8.このままでは倒産して、資産を全て失うのでは?
  確かに、何も対策を講じずに経営者の責任を放棄してしまえば、会社は倒産して資産も全て失ってしまい、路頭に迷ってしまうでょう。
しかし、しっかりと対策を講じて最大限の努力を続ければ、簡単に倒産はしませんし、事業や人生の再生は十分に可能です。
9.経営者としてどのように考えればいいのですか?
  当然、経営危機の状態により差はありますが、共通して言えることは、慌てずに諦めずに取り組むことです。
会社は直ぐに潰れるわけではありません。正しい情報を集積して知識を持って、明るい前向きな気持ちで取り組むことが大事です。