お知らせ 2015/12/20

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資金繰り表の作成

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資金繰り表とは

資金繰り表は、資金の収入と支出の流れを比べ、資金の有無及び不足を把握するための資料で、6ヶ月から12カ月程度の将来期間に亘り、月ベースでの数字の動きを追います。 会社の資金の動きを把握する資料ですから、経営者にとっては経営を維持するための重要な資料であり、健全経営で資金に余裕のある状況でも、次の展開を図る判断をするために必要となる資料になります。 金融機関に融資や返済条件の変更を申し込む場合も、その必要性を理解してもらうために資金繰り表は必要不可欠な資料でしょう。

参考資料 資金繰り表 ・日繰り表

経営危機での資金繰り表

経営危機の場面においては、資金繰りの管理は極めて重要になります。 特に、資金繰りの厳しい環境になると、経営者は常に資金の流れを確認し資金繰り表の正確な内容を頭に入れておく必要があります。 資金繰り表により、事前に資金不足を把握し、資金繰りを確保するために対策を優先して実行し、資金繰りを確保する根拠となります。入出金の流れを調整したり、受入手形を現金化したり、支払手形を発行したりして、不足している資金を補足する対応を実施し、資金繰り表は完成すると考えてください。 資金繰りが更に厳しくなれば、毎日の資金を管理する『日繰り表』を作成し、日々活用することも必要になります。

資金繰り表を活用する

資金繰り表を作成する目的は、資金の正確な動きを出来るだけ早く確認し、問題があると判断したときに、資金繰りを確保するために即座に対応できるようにするためです。 普段から資金繰り表を作成し、常に確認する習慣を身に付け、返済条件の変更後も、資金繰り表は常に更新して活用してください。 資金繰り表を作成して資金不足を事前に把握し、その対応をとることにより繰越金にマイナスを発生させないようにすることが大事であり、資金繰り表を作成する目的だともいえます。 金融機関との融資や返済条件の変更における交渉においては、必ず資金繰り表が必要になりますので、常に資金繰り表を作成しておけば得られる結果は早くなるでしょう。

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