本当の経営状況は・・・

経営が厳しい状況において、本当の経営状況を把握するというのは簡単ではありません。

健全な経営時であれば、貸借対照表や損益計算書によりおおよその状況を把握するのは難しくないでしょう。

経営分析により、損益分岐点などの細かな指標まで知ることもできますが、それは健全な経営だから大きな意味を持つのであって、経営危機に陥った場合は、この点においてはあまり意味がありません。

業績が低迷し、資金繰りも厳しい状況になると、経営分析などはあまり役には立たず、もっと資金の動きと連動をした分析が必要になりますので、経営状況を把握するのは極めて難しくなってしまうのです。

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