破産ではなく任意整理・・・
事業を整理するという決断は、簡単に出来るものではありません。
既に資金繰りが破綻状況だったり、大幅な債務超過状況であったり、常態的に赤字体質だったりすると、事業を整理するという根拠がありますから、選択すべき方向は理解はできます。
事業を継続する意味を喪失している場合は、経営者として、事業の整理の判断はし易くなり、選択についても考えることになるのでしょう。
一般的には、整理といえば破産ということになりますが、整理を現状の処理として捉えるだけではなく、今後の新たな展開の礎として考えてみると、選択肢は変化します。
環境に合わせた最善の選択肢として、任意整理が浮かび上がってくるのです。