大きな影響、民法改正・・・

中小企業の経営者は、金融事故に陥ると、所有する資産は全て差押えされてしまうのではと不安になります。

不動産や預金口座,給料などの債務者の資産は、債権者の調査により簡単に把握されてしまう様に思えますが、実は、その手続きは難しく、現実的にはなかなか把握されるものではありません。

不安に駆られた経営者に対して、『どうやって、債権者に知られるのですか・・・?』と問いかけ、その事実をお伝えするだけで、その不安は喪失します。

しかし、今回の民法改正により、不動産などの資産の所在を調べ、差押えをして債権回収するという手続きが容易になろうとしているのです。

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中小企業と保証協会・・・

 

以前に比較すると、信用保証協会に対する、中小零細事業者の資金繰りの依存度は随分と低下したのかもしれません。

しかし、それでも、現実の中小企業経営において、信用保証協会の存在が不可欠だといえます。

信用保証協会の保証付き融資が、中小零細事業者の資金繰りの確保を可能にし、幾多の試練を乗り越えさせてくれたのであり、その現実は今も変わっていないでしょう。

しかし、金融システムが大きく変貌しようとする現在において、信用保証協会の保証付き融資の存在が、銀行など金融機関の与信能力を劣化させ、存在自身を否定されようとしているのかもしれません。

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銀行の債権回収・・・

銀行などの金融機関は、貸付先が金融事故になると、どの様な対応をしてくるのでしょうか。

金融のプロとして、債権回収のプロとして、高い技術を屈指して、厳しい姿勢で債務者を追及をしてくる様に思えます。

しかし、現実には、銀行などのまともな金融機関が、最後まで直接に債権回収をしてくることはほとんどありません。

金融機関は、無茶な債権回収などしませんし、得をしない債権回収は回避しようとするのが現実なのです。

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不況の準備を・・・

 

『信用保証協会に代位弁済されましたが、2億円程度の借金は、毎月100万円弁済して必ず完済してみせますよ・・・』

昭和の高度成長期であれば、こんなバイタリティー溢れる経営者は珍しくありませんでした。

目の前の若手経営者も、自信漲る笑顔で、この様に話してくださいます。

その若さとパワーの漲った前向きさには羨望しますが、知識の欠けた根拠のない強さには不安を感じるしかありません。

 

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お正月も、街は活況・・・

 

普段は、賑やかな活気の溢れるビジネス街も、お正月は閑散とした風景になります。

街の主役のビジネスマンが、街を離れてゆっくりしお正月休みを過ごしますから、日中でも静寂さえ感じさせるほどになってしまいます。

しかし、お正月休みが終わると、静寂だった街も主役が戻り、一気に日常の活気を取り戻すのです。

ところが、そんな当たり前のお正月の風景が、私の仕事場の付近で、最近、様変わりをしてしまいました。

 

多くの企業が、9連休という長期のお正月休みになり、ビジネスマンもタップリと英気を養われたのではないでしょうか。

流石に、これだけの長期間、のんびりと過ごすと、日頃の疲れも解消できたことだろうと思います。

ただ、これだけの長いお休みは、我々、昭和世代にとっては辛くもあります。

長期の休みを取ることに慣れていないせいか、何をしていいのか判りませんし、落ち着きません。

私も、形は9日間の休みになりましたが、ゆっくりと休ませてもらったのは12月29日と31日、そして1月1日と2日の4日間だけで、他の日は、何らかの形で、会社に顔を出していました。

何をするか明確な目的があるわけではありませんが、ただ、会社に行かないと、ちょっと不安になり、会社に出社すれば落ち着くという悲しい貧乏性なのです。

 

新年1月3日も、他にすることも見当たらず、当たり前の様に出社をします。

近鉄日本橋駅を降りて、直ぐに道頓堀に入りますが、この大阪を代表する商店街は、通年にも増して、お正月の活気に溢れています。

昔から道頓堀は、お正月やクリスマスなど、季節のイベントやお祝いのあるときは、近隣から人が集まり、皆で喜びを共有するという、大阪のシンボルなのです。

今年も、通年の様に、この街は、活気に満ちたお正月の風景を表現してくれています。

道頓堀を超えると、堺筋を北上します。

この辺になると、突然に道頓堀とは景色を変え、一気にビジネス街となります。

普段は、堺筋に面した歩道を大勢のビジネスマンなどが闊歩しているのですが、お正月は違います。

ビジネスマンはお休みですから、歩道はガラガラに空いているのが、お正月としてあるべき姿なのです

ところが、このお正月は、いつもとは全く違った風景になっています。

道頓堀を超えて、北上してビジネス街に入っても、人の風景が賑やかなまま変わらないのです。

閑散としているはずのビジネス街を、中国人などの外国人観光客が元気に歩き回り、賑やかな街にしています。

多くの観光客は、大きなキャスター付き旅行カバンを引っ張ったり、両手いっぱいのお土産をもって、歩道をフルに活用しています。

普段よりも人が多いぐらいですから、歩道はとても歩きにくくなっており、会社に到着する頃には疲れていました。

いつのまに、ビジネス街のお正月は、こんな風景になってしまったのでしょうか・・・。

 

こんなことに苦情を言えるものではなく、逆に、我々は、外国人観光客に感謝をすべきなのでしょう。

アベノミクス経済が破綻をしはじめ、製造業を中心に業績が悪化傾向となり、消費の低迷が止まらないという環境において、日本経済が何とか維持できているのは、観光やサービス業界が踏ん張っているからだといえます。

大勢の外国人観光客が、大金を払って日本に来て、沢山のお土産を買ってくれる・・・。

この経済効果が、日本経済を下支えし、何よりも消費意欲の減退を水際で食い止めているのではないでしょうか。

今は、外国人観光客に、感謝をするしかありません。

しかし、この経済効果が、現在の日本経済の衰退を、どこまで食い止めることができるのかが、今年、注目すべきテーマの一つとなるのでしょう。

 

平成から令和、お世話になりました

平成が終わり、令和が始まった年でした。

この一年は、元号が変わっただけではなく、時代が大きく変化してしまった様に思います。

中小事業者にとって、バブル崩壊やリーマンショックと同じ様に、令和元年は記憶に残る一年になるかもしれません。

そんな一年が、暮れようとしています・・・


ビジネスの常識が、通用しなくなり始めた一年ではなかったでしょうか。

世の中の構造が、想像を絶するレベルで変化していこうとする一年だったように思います。

景気が悪化し始めた環境で、消費税が10%に上げられるという驚き・・・

足元から経済が崩れ始めているのに、株価は高値を維持・・・

信じられない現実に驚くよりも、固定観念を捨て去る勇気が必要なのかもしれません。

 

1年間、お世話になりありがとうございました。

今年のお正月休みは、少し長くてゆっくりできるようです。

日常の悩みは少し横において、心身のリフレッシュを図ることも、経営者としては大事なことです。

新年は、笑顔で過ごせる1年になるよう頑張りましょう。

来年も宜しくお願いいたします。

良い年を、お迎えください。

 

            令和元年十二月三十日

       ㈱トップ経営研究所
        主任研究員  菊 岡 正 博

口座を移す難しさ・・・

お得意先様との関係を維持するためには、口座を確保する必要があります。

お得意先様と取引をするために、取引口座を確保するというのは、商売として成立するための大前提でしょう。

そして、お得意先様とお取引ができて、その成果としての売掛金を入金をしてもらうための銀行口座も確保しなければなりません。

これらの口座を確保できなければ、商売自体が成立しなくなってしまうほど重要なので、債権者にとっては、債権回収を狙う上において、口座は格好の対象だといえるのです。

 

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会社よりも事業を守る・・・

守りたいのは、会社なのでしょうか・・・

それとも、事業を守ることができれば良いのでしょうか・・・

一生懸命に経営改善に取り組んでも、再生を諦めるしかなくなったとき、経営者は方向性を見失いがちになります。

こんなときは、会社と事業の関係を見直してみるべきなのかもしれません。

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経営危機でのポイント・・・

ある日突然、経営者は不安を感じます。

会社の経営が、このままでは難しくなると不安を感じた時が、経営危機の始まりなのでしょう。

経営者は、ここで慌てず、冷静に経営危機の打開に向けて対応しなければなりません。

経営危機の打開は、経営者次第ですから、この様な場面で、経営者が不安を取り除いて前向きに取り組むことのできるポイントを、実学からご紹介したいと思います。

 

経営危機を打開するのは、経営者としての責任です。

従業員でも専門家でもなく、経営者が先頭に立って、主体的に取り組んでこそ、打開の可能性が開けてきます。

経営者は、その責任をしっかりと認識し、絶対に逃げずに取り組み、最後まで最善を尽くさなければなりません。

そのために、まずは経営危機を打開するに必要な知識を身に着け、正しい経営状況の把握に努めてください。

そのうえで、現状に適したベターな対応をすることで、安易に破産を選択することなどはなくなり、再生や事業維持の可能性が広がるのです。

とはいえ、未経験の経営危機において、多くの経営者は弱気になり、不安に押しつぶされそうになってしまいます。

それは、どの様に経営危機の打開に向き合えばいいのか判らないだけであり、知識を持つことで、自然と不安は解消されていくと思います。

そこまでいけば、経営者も強い気持ちを持って、明るく前向きに打開に取組むことができる様になるでしょう。

この、経営者の姿勢の変化を、関係者はシグナルとして見逃しません。

経営者の精神状況や姿勢は、従業員などの関係者に、直接的に伝染するものなのです。

経営者が明るく前向きに取り組むことが、従業員に安心を与えることができて、雰囲気も良くなって、必ず経営危機を打開しようという意識として共有できるようになるでしょう。

経営危機を打開できるかどうか、全ては経営者次第だということなのです。

 

次に、経営危機を打開する目的について理解したいと思います。

何故、破産をするのではなく、頑張って経営危機を打開しようとするのでしょうか。

それは、従業員や取引先などの社会的弱者を守るためです。

従業員の生活を守り、取引先などの仕事を守ることは、経営者としての責任であり、その結果として、経営者の人生も守られるのだと思います。

そのために、目的を達成するためのあらゆる手段を講じて、可能な限りの取組みを屈指するのは当然でしょう。

ただし、会社の維持だけが目的ではありません。

ただ、継続に拘るのは危険だともいえます。

会社の維持が難しい場合には、違う形態で事業を維持することも、目的の達成といえるでしょう。

事業を維持し、社会的弱者を守ることかできれば、立派な経営危機の打開なのです。


経営危機という環境において、全てを思い通りに上手く処理するというのは不可能です。

何かを犠牲にしたうえで、何かを守ることができるという、厳しい環境ではないでしょうか。

したがって、何を犠牲にして、何を守るかという、優先順位付けが求められることになります。

たとえば、資金繰りが厳しい状況において、全ての支払が、約束通りにできるものではないでしょう。

そんな時には、支払先に優先順位をつけて対応するしかありません。

その時の最優先が、従業員や取引先などの社会的弱者であるのは当然のことであり、金融機関などの債権者は、最劣後として待ってもらうことになります。

何故なら、金融機関は金融のプロであり、担保や保証人も保持しており、支払いが遅れたぐらいで倒産するはずもなく、他の債権者と同列に考えるわけにはいかないからです。

 

最後のポイントとして、絶対に回避すべきことに触れたいと思います。

資金繰りが悪化すると、高利の借入をされる経営者がおられます。

資金繰りを確保するために、背に腹は代えられないということなのですが、この高利の借入れは、リスクが大き過ぎます。

今後のことを考えると、借りないを前提にすべきだと思いますが、どうしても借りるときにも、確実に短期で弁済できる場合のみにしてください。

これは、 知人や友人,親戚からの借入にも同じことがいえます。

返済できなければ、結果として人生のネットワークを失うことになってしまいますから、高利の借入と同じ厳しい捉え方をしてください。

借り易い対象でありますから、さらなる自制が必要ではないでしょうか。

最後に、もしも、第3者の連帯保証人がある場合は、最優先の対応を心掛けなければなりません。

金融の保証債務は、簡単に処理できるものではありませんから、経営に不安を感じた早い段階から、具体的で計画的な対策が必要になります。

連帯保証人さんには、会社の経営状況を正確に伝え、対策を共有するぐらいの姿勢が求められると思います。

以上が、経営危機での不安を取り除き、前向きに打開に向けて取り組むポイントになります。

健全時の対応とは、少し視点を変えて、取り組むようにしてください。

 

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