新年のカウントダウンと同じ様な風景が、全国で繰り広げられました。
30年に一度の、この記念すべき瞬間を祝おうと、予想通りカウントダウンはお祭り騒ぎで、お祝いムード一色です。
ただ、新しい年に期待をかける新年のカウントダウンとは違い、平成という過ぎ去ろうとする時代を忘れてはいません。
この元号の変わるカウントダウンは、平成の天皇陛下への感謝の言葉が、日本中で溢れかえっていたのです。
立場や肩書が、尊敬を集めるのは当然のことでしょう。
立場や肩書さえあれば、偉い人として尊敬されるのが世の常であり、人間性や素行など関係ありません。
しかし、平成天皇に対する尊敬は、全く違うように思います。
日本において、最も尊敬を集める天皇という立場は当然のこと、一人の人間として、またご夫婦として、驚くべき姿を我々に見せてくださいました。
何の疑いもなく、天皇陛下として尊敬できる存在だったのです。
21世紀という近代において、前時代的な君主という存在は大変でしょうし、しかも、象徴天皇なのですから、そのお立場は本当に難しいものだったろうと思います。
日本の元首としての天皇は、何の実権も持っておられず、国民に対して一方的に尽くす象徴でしかありませんから、そのご苦労は並大抵のものではないでしょう。
ところが、平成天皇は、見事に象徴天皇を作り上げ、最後まで全うをされました。
常に、天皇という公人として、天災等で被災された国民のために、率先して全国を回られ慰問をされました。
国民に接しられる姿勢は、常に謙虚で優しさに満ちたものだったと思います。
公人として、微塵もプライベートを感じさせない言動は、正しく天皇陛下だったといえるのではないでしょうか。
皇后陛下との、ご夫婦の姿も素敵でした。
常に寄り添い、お互いを気遣われるお姿は、羨ましいほど仲睦まじく、至上の夫婦像だといえるのではないでしょうか。
歳を重ね、この様な夫婦になりたいと思ったのは、国民多くに共通する認識だったと思います。
多忙な公務の中で、ご夫婦のお互いが思いやりを維持されるのは大変だったでしょうが、日本人が理想とする夫婦像だといえるのでしょう。
天皇皇后として、何十年間も、この様なご関係を演出されてたとしても大変だと思いますが、ごく自然に当たり前の様に、両陛下はこの様な素敵なご関係になられたのではないでしょうか。
本音で、象徴天皇と皇后を全うされたからこそ、国民から、これほどの自然な尊敬を集められたのだと思います。
私は、右翼ではなく中道であり、天皇制には賛成でも反対でもありません。
しかし、平成の天皇陛下は、凄い天皇だと思いますし、自然に、そして無条件に尊敬できます。
平成から令和へのカウントダウの時、多くの国民は、自然に平成の天皇陛下への感謝の言葉が述べました。
誰に強制されることもなく、国民が当たり前の様に感謝の言葉を口にしたのは、当たり前のことだったのでしょう。
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